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この【多動っぽい子、アスペっぽい子】シリーズは、4年ほど前に、本でも書いてみようと思いついて、書いている途中で「めんどっちくなって」中断したまま没になってしまった、私の幻の5冊目の本です。ちょっと、古いですが、お暇な時にでも読んでやってください。その後のものは、アスペルガー講座などに書いています。(実は、ブログの更新が最近滞っているので、その穴埋めです。)

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【多動っぽい子、アスペっぽい子】-1

第1章 発達障害

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 発達障害というのはもともとその人が持って生まれたものであって、育て方とか環境要因に原因はないわけです。何らかの知的な、あるいは言語、いろいろな部分の成長の段階で少しうまくいかないものを持っているということです。その代表的なものとしてADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)、自閉性障害等があります。一般的にこれらの診断が必ずしもすぐつくとは限りません。また、「以前、こう言われました」と家族が話されても、その時の診断が現時点で適切であるかどうか分かりません。過去の診断はある程度参考にはしますが、必ずしもその診断が的確であるとは限りません。医師の方が当初は、「ADHDではないか」と診断していた人であっても、2、3年たって今の症状を改めて見直してみると、むしろアスペルガーなのかなという人もおられますから、過去の診断はある程度参考にすると言う感じです。

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この【不登校・どう関わる?】シリーズは、6年ほど前に、本でも書いてみようと思いついて、書いている途中で「めんどっちくなって」中断したまま没になってしまった、私の幻の4冊目の本です。ちょっと、古いですが、お暇な時にでも読んでやってください(実は、ブログの更新が最近滞っているので、その穴埋めです。)

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【不登校・どう関わる?】-5

第1章 はじまり

<5> 居場所作り 

 子どもの居場所づくりなんて話が良くあります。特に、不登校の子どもには、いかに居場所をつくるかが課題になることもあります。子どもにとっての一番のは「友だち」です。じゃあ、不登校の子どもが来られる場所を作ったからと行っても、必ずしもうまくは行きません。居場所や友だちというのは、子どもが必要と考える場所や相手と言うだけではなく、自分が必要とされていると感じられることも必要です。単に、その居場所で相手をしてもらえるだけでは、長続きはしません。そこに、自分がいることの意味や存在感、役割感がいるのです。居場所というのは、子ども自身が『自己肯定感』を感じることのできる場所なんですね。

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 【不登校・どう関わる?】-4

第1章 はじまり

<4> 肯定感

 子どもの成長にとって必要なものとして、『自己肯定感』というのがあります。「自分が認められる」、「自分が必要とされている」、「家庭や学校・社会の中に自分の役割や存在感がある」と言ったところでしょうか。
 ところで、子どもが『自己肯定感』を感じるのはどんな時なのでしょうか。表彰状をもらった時、たくさんの点数をもらった時、ほめられた時、頼られた時などなど。そして、視線を感じる時です。
  ◇
 多動の子どもに関わっている大人と話を聞くと、典型的な二つのパターンがあります。
 B様の反応。「この子は多動で、よく友だちとトラブルを起こして困っているんです。パニックになって騒ぐのですが、三〇分もすれば、何事もなかったかのようにまた友だちと遊ぶんです。全然、反省心も無くて、困っているんです」と。
 B様は、この子の悪い所ばかりが目に行っています。結局、B様がこの子に送っている視線は、悪いことをしないかという監視の視線です。こんな視線を浴びてばかりいると、『自己否定感』ばかりが高まって行きます。
 A様の反応。「この子は多動で、よく友だちとトラブルを起こすんです。でも、三〇分もすれば、すぐに仲良くなってまたちゃっかり遊んでますよ。落ち着いている時は、とても人なつっこくて、楽しい子ですよ。それに、結構優しいところもあるんですよ」と。
 A様は、この子のトラブルの行動だけでなく、この子の良いところ、できるところにも目が行っています。A様がこの子に送っている視線は、この子のできることを認めようと言う視線です。こう言った視線は、『自己肯定感』につながっていくものです。
 言葉のキャッチボールがなくても、こう言った視線を、子どもはいろいろと感じ取っているものなんですね。

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