【不登校・どう関わる?】-2

第1章 はじまり

<2> ほめる?

 子育ての中で、もっとも大切な事の一つに、「ほめる」と言うことがあります。。
 とはいえ、なかなかこれがむずかしい物です。
  「ほめろ、ほめろと、いわれても、なかなかほめるところがみつからない」
なんて話しもちらほらと。
 確かに、部屋で寝そべって、何時間もDSやWiiにのめり込んでいる姿を見て、
 「あなたって、本当にゲームは上手よね」
なんて、単なる皮肉にしか聞こえませんね。
 もちろん、こんな事を口にしたところで、本人が喜んで、ますますゲームにのめり込まれてもこれも大変です。
 それなら、テレビゲームなんて取り上げてしまえと言いたいところですが、これも大変。
 今の子どもって、ゲームがないと生きて行けないと言う人もいますが、決してそんなことはありません。ゲームを取り上げたり、隠したりしても、それなりに子どもは生きていけます。むしろ、ゲームを取り上げて生きていけないのは大人の方です。
 ゲームの変わりに、子どもの相手をしないと行けないし、たまには楽しいことも考えないと行けない。ようよう疲れてくると。「頼むから、ゲームでもして、大人しくしておいてくれ」という感じです。
  ところで、子どもをほめるには、何が必要なんでしょう。
 何よりも必要なのは大人の方の気持ちに余裕があることです。相手の悪いところを見つけることは、イライラしている時でも、いとも簡単にできます。ところが、相手の良い所をみつけるには、こちらの方の気持ちが安定していることが大切です。余裕を持ってみると、特別な事でもないような日常の生活の中で、ほめられる事ってたくさんある物です。
 子どもって、とっても大人びた部分と、とっても幼稚な部分を持っています。人前では、大人びた部分を大切にしてもらいたがっていても、家族だけの時は、幼稚な部分とのつき合いを求めてくる事もよくあることです。ごくごく些細な事への言葉でも、家族からのほめ言葉は、子どもにとってはとってもうれしい元気の源です。

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