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< 高校学校2か月目 | メイン | 不登校・どう関わる?(2) >

 いきなりですが、最近、仕事が忙しくって、更新が滞っています。そこで、ちょっと、ずるいことを思いつきました。

 私、10年ほど前に、3冊ほど、精神障害やうつ病・子どものこころの健康などをテーマに本を書いたことがあります。で、その後、4冊目で、「不登校・ひきこもり」をテーマに原稿を書いたのですが、面倒くさがり屋のクセが出て、そのまま、まとめることもなく、本が世に出ることも無く、没にしました。最近、その時の原稿を発見しました。ちょっと古いので、あまりアスペルガー症候群などの概念はまだキチッと分かっていないときなので、少し時代にそぐわない内容もあるかも知れませんが、お暇なときにでも目を通してやってみてください。

【不登校・どう関わる?】-1

第1章 はじまり

<1> 信頼する力

 高校に入ってから不登校になる子、全然勉強しなくなる子、部屋に閉じこもる子、夜遊びばかりする子に、何日間も自宅に帰ってこない子。本当に、様々ですね。
 原因は、色々あるといえば色々あるし、それ程ないと言えばそれ程もないのかも知れません。数年たって落ち着いてみると、「あの時っていったい何だったんだろうね」と親子ともども不思議な気分に陥ることもあれば、なかなか、落ち着いてくれない子もいます。
 ところで、高校に入るまでに学んでおかないと行けないこと、身につけておかないと行けないことがいくつかあります。さて、何でしょう?
 「勉強?」…そう、確かに様々なことを学んだり、体験していることは、とても重要なことです。でも、勉強ができると言うだけでは、うまく、社会の中で生きていくことはできません。
 「それなら、人間関係?」…そうですね。確かに、人間関係の力を身につけておくことは重要です。でも、外泊を繰り返す子や夜遊びを繰り返す子たち、それ程の信頼関係で結ばれていないのかも知れませんが、でも、それなりに人間関係の力があるからこそ、夜遊びだって、外泊だってできるんですね。「とはいえ、それじゃあ困る」という親御さんは、もっと大切なものがないか考えてみましょう。
 それ以上に、子どもが大人になるまでに身につけておかないと行けないことがあります。それは、「大人への信頼感」です。世の中、自立自立といっても、決してすべて一人で生きているわけではありません。困ったことは、助け合い、支え合い、そして初めて地域生活ができるのです。そのためには、他人を信頼する力が不可欠です。そして、他人を信頼する力は、成長の中で、どれだけ信頼できる大人と出会うかです。お父さん、お母さん、学校の先生、おじいちゃん、おばあちゃん、そして地域の大人達。難しいことではありません、たまの休みの日に、お互いに楽しい時間が過ごせれば、そこから信頼感がわいてくるものです。

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コメント

コメント一覧

なるほど・・・(いろんな意味で;)
written by RAM / 2008.05.27 00:13
人の繋がりの中で生きていると実感すること=自分は一人じゃないと感じて生きられること=信頼、ということでしょうか。

最近、人の心が貧しくなったなぁ・・・と感じる今日この頃です。
written by azuki / 2008.05.27 06:17
 世代を超えた関わり,本当に少なくなりました。我が家でも本人の祖父母も早く亡くなり,両親と兄弟との関係しかない状態で育ってきました。
 他人を信頼する力,改めて,我が息子にはないなと実感しています。
written by air / 2008.05.27 09:42
・・・その本出版してください。
written by ぽぽろん / 2008.05.27 21:30

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