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 アスペルガー症候群の子どもの中には、特定のものに強い興味を示す人がいます。小学校低学年くらいまでだと、ミニカー、ブロック(場合によっては、ミニカーのタイヤとか)というのはよくありますが、この他にも、テレビ系で行けば、ポケモンやウルトラマン、仮面ライダーなど、高学年になると、何と言ってもガンダムってところでしょうか。「私だって、結構詳しいわよっ」と言われる方もおられますが、このマニアックさが、診断に関する一つの大きな情報です(もちろん、これだけでは、アスペルガー症候群とは診断しませんが)。

 同じアスペルガー症候群の小学校3年の男児を持つお母さん、2つの家族で一緒に旅行に出かけました。2人の男児は、ともにウルトラマン・マニア、互いに意気投合し、旅行中の車中の5時間、外の景色にも目もくれず、延々、ウルトラマンの話で盛り上がっていたとのこと。

 「よくそれだけ持ったねぇ」

 「だって、ウルトラマンって今、47人いてて、中には、モードの変わっちゃうウルトラマンもいるし、それぞれの必殺技や登場する怪獣、変身ポーズ、第○話のセリフまで言っていたら、全然、時間は足りませんよ」

  ・・・まぁ、この辺りのマニアックさには本当に敬服します。ちなみに、わたし、ウルトラマンタロウくらいまでかな、顔と名前が一致するのは。

 ちなみに、一人のお母さんの悩みは、「ウルトラマンは覚えられるのは、九九はなかなか覚えられない」とか。まぁ、九九の方が多いしねぇ、そんな問題でも無いけど・・・。

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 前日の、精神保健指定医研修会の話の続きですが、心神喪失者等医療観察法の話もあり、最後には、事例研究のパネルディスカッションがありました。

 事例研究と言うよりも、なかなか難しい患者さんへの長期の関わりの発表と言う感じで、(もちろん、患者さん自身も大変な思いとしておられるのですが)治療者も熱心に関わっておられ、頭の下がる思いでした。フロアからの意見には、なるほどと思うことも多々ありましたが、合いも変わらず厚生労働省からの助言は・・・でした(言葉で表現できない)。経験豊富な現場の先生が悩みながらやっておられることに、簡単に助言できるような事って無いですよね。

 ところで、医療観察法、どんどん病棟を造って来ているようですが、ここで働く(働きたい)というような医師は減ってきているという話も聞きました。自分が外来や地域でフォローもしないのに、長期間病棟だけで患者さんを診るというのは、医師としては、(個人的には)全然やりがいを感じないところです。精神科医も、どんどん勤務医が減ってくる中で、どうなっていくんでしょうね。

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 昨日、精神保健指定医研修会に行って来ました。随分と、久しぶりの先生方とも、会場でお会いすることができました。

 ところで、最初に、厚生労働省から、精神保健福祉行政に関する話がありました。まぁ、内容的には、いつも聞くようなお話でしたが、最後に、フロアからの質問で、「障害者自立支援法の訓練等給付を受ける際に、精神障害者保健福祉手帳の取得は必要か」と言う質問がありました。

 厚生労働省の担当者は、障害福祉関係の方では無かったので、よく分からないとの前提で、「合った方が良いのでは」との回答がありました。

 でも、多分、これは間違いかと思っています。障害者自立支援法の対象者は、

 「身体障害者福祉法に規定する身体障害者、知的障害者福祉法にいう知的障害者のうち十八歳以上である者及び精神保健及び精神障害者福祉に関する法律に規定する精神障害者(知的障害者を除く。)のうち十八歳以上である者」

 となっています。それぞれの法律で、障害者の定義に手帳を持っていることを必要としているのは、身体障害者だけです。

 で、ややこしいのですが、自立支援法を利用するに当たっては、身体障害者のみ、身体障害者手帳を必要、知的障害と精神障害は、別に手帳が無くても、自立支援法が使えるはずです。

 この辺り、きちっと厚生労働省の方も説明して頂かないと、不要に手帳をとるにも、診断書料金、決して安くないですからね。

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名古屋市立大贈収賄 愛知県警が医学部などを家宅捜索(毎日新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071206-00000013-maip-soci

 医学博士号の論文審査に絡んで名古屋市立大の大学院医学研究科の元教授が学位申請者から謝礼を受け取った贈収賄事件で、愛知県警捜査2課などは6日、名古屋市瑞穂区の同大を家宅捜索した。・・・と言うニュース。

 私も、医学博士、持っていますが、これを持っているからって、今の時代、変わりないかと。まぁ、大学教授でもめざすのなら、別かも知れませんが・・。

 私が大学院に入った20数年前は、日中は、外来、病棟、院外業務、夕方になって、当時は基礎研究が中心だったので、ネズミの「脳」とにらめっこ、週末には関連病院に日当直という、よくあるパターンでした。

 「医学論文の内容なんてたいしたものは無い、研究を通して、研究計画の作り方、研究の仕方、論文の書き方などをキチッと勉強すればよい、学位はその努力賞」なんて、先輩医師の指導教官から、私は良く言われていました。おかげで、その後の、いろいろな研究や論文・報告書の書き方の基本は、この時の勉強のおかげです。

 ところで、当時は、学位授与があると、謝礼に、教授に「ン十万円」と言う話は無かったわけではありません。もっとも、うちの教授はそう言う金銭の授受が嫌いな人だったので、学位が出たとき、ちょっと大きめの菓子箱を持って、それまでの指導のお礼を言いに行きました。別に、普通の菓子箱です。越後屋のように、底に小判は入っていません。

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