アスペルガー症候群の子どもを診ている中での、たわいも無い(?、こともない?)出来事をいくつか・・・

 ・・・と書いていると、キリがないといいながら、久しぶりに。

 アスペルガー症候群の人の中には、自分が気に入った人に対して、時に、「同一化」してしまうことがあり、その人の言うことを、そのまま同じように受け入れてしまうと言うことがあります。

 小学校2年のアスペルガー症候群の男児は、魚が嫌い、でも、回転寿司に行くのが好きで、いつも「いくら」ばかりを頼んで食べていました。

 ある時、大好きなおばさんと一緒に回転寿司に行ったとき、そのおばさんが、

 「私って、いくらって、あの感触が苦手で嫌いなのよね」

 ・・・と言ったのをそのまま受けて、

 「ボクも、いくらが嫌い」 とインプットしてしまいました。

 いくらが好き、いくらが食べてはいけない、回転寿司に行きたい、もう食べられるものがない、ちょっと、葛藤状況になってしまいました。

  ・・それでも、家族と一緒に、回転寿司には行くというのですが・・・。

 まぁ、おばさんに、「私、12月からいくらが好きになりました。」とでも、彼に言ってもらおうかな?

 

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 アスペルガー症候群だけではなく、不登校の問題やイジメの問題など、それなりに長い間、学校と連携をとっていると、(学校って、知らない人には警戒心が強いので、まぁ、当たり前ではありますが)多くの学校とは、それなりの関係をこちらも保つことができます。

 とはいえ、アスペルガー症候群の子どもを持つ親御さんが、病名や障害名を学校に伝えようとしたいと言っても、伝えることが、返って逆効果になるという場合もゼロではありません。

 この場合、多くは、学校の管理者の方の意識の問題になってきます。もっとも、正面切って学校側(正式には、学校側ではなく、学校の管理者)と私の方ともめても本人やご家族の利益にはなりませんので、当面は様子を見るようにしますが、こういった場合の多くは、管理者の対応にイライラしているのは本人や親御さんだけではなく、頑張って来ている中堅~若い学校に先生方なのです。この辺りは、もったいないですね。たまに、教育委員会の人と、

 「定年退職までの2年間、平穏な生活をしようとする校長・教頭のために、やる気のある中堅や若い先生が我慢を強いられるのはおかしい」 ・・なんて言ってみますが、教育委員会の人も内心ではそう思っているので、それ以上は突っ込まないでいたりします。

 発達障害に関して、あまりに理解の無い管理職がいたりすると、教育委員会の人は、

「やはり、管理職研修が必要ですね」

 ・・と言われますが、

「それは間違い、話を通じない人が管理職になってしまう人事の問題」

 ・・と、言って見たりします。

 なんて、よく考えるのですが、もっとも、私のまわりは、「まともな管理職が8割、ちょっとねが2割(15年ほど前は、この逆だった)」、その分、ずれた管理職が目立っているのかも知れません。

 教育委員会関係の仕事、文句ばかりつけている割には、減らないし・・・。(教育委員会の話をし出すと、きりがないので、まぁ、たまにだけで)

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