最近、アスペルガー症候群の子どもを持つお母さんから、いろいろな相談なり苦情(?)をいろいろとお受けしています。と言う中で、時々、そのお話も・・・。

 6年生になるアスペルガー症候群の男の子。以前は、不登校、最近は、何とか遅刻しながらでも登校し、時々、保健室には来るものの、教室での過ごす時間も増えてきました。

 しかし、学校側としては、「このままでは、中学校に行っても不安だ、もう少し生活が規則正しくできるように、訓練的なことをしたい」とのこと。

 で、お母さんは、これ以上の負荷を子どもにはかけたくない、でも、そんなことを学校にお願いしたら、「お母さんがそんに気持ちだからいつまで経っても、ダメなんですよ。」と言われるのがオチ・・・、と言われます。

 まぁ、こういう事ってよくあるんですね。

 学校の先生の大きな勘違いは、どこかで、本人は怠けで、頑張りが足らなくて、遅刻したり、保健室に行っていると思っているんですね。そんなことは、まず、ありません。

 本人にとっては、朝・学校に行ってから、夕方までの学校生活のすべてが、彼にとっては、多くのエネルギーの消耗、すべてが訓練の様なもの、その生活に疲れているのに、この上、まだ訓練(?)するなんて不可能に決まっているじゃん、そんなことしたら、せっかくここまで頑張ってきたのに、また不登校になって、中学校も大変だよ・・・のと言うのが、こちらの気持ちです。

 こんな時は、学校の方とは、事例検討会とかをしたりするなり、個別にちょっと介入して、

 「今、これ以上、無理したら、返って本人、くたびれて、学校が嫌いになって、中学校に行ったら不登校になりますよ」と、一言付け加えると、学校の先生は、少し治まってきます。

 「・・・したら不登校になりますよ」と言うと、結構、引いてくれますね。もちろん、こちらの見立ては当たっていますが。

 それに、「訓練しましょう」と言うメッセージは、「今のあなたは頑張りが足りません」というメッセージと同じですから、その一言で、すでに関係が崩れるとはおもいますが。

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