子どもが不登校になると、時に昼夜逆転の生活を送ることがあります。寝付く時間が遅くて、朝遅くまで寝ている、ひどいときは、皆が帰ってくる夕方頃に起き出すなんてこともあります。
昼夜逆転を治すには、早く寝る方が良いと思うのは当たり前のことですが、午前2時、3時になってもなかなか寝付くことができません。ご家族が心配して、
「この際、睡眠薬を服用させてでもして、何とか昼夜逆転を治したい」・・・と言われるのですが、
もし、子ども自身が、早く自分も眠りたいのに、なかなか寝付くことができなくて苦しい・、起きているのがつらい・・と言い、本人自身も「薬を飲んででも眠りたい」と言われるのであれば、睡眠薬(睡眠誘導剤)の投与にはそれなりの効果があり、昼夜逆転を少しでも改善させることができるかも知れません。
しかし、昼夜逆転を治したいと思っているのは、周囲だけ。本人は、夜になると、ゴソゴソとパソコンを始めたり、ゲームを始めたり・・・となれば、本人自身は、それ程眠りたいという意欲は少なく、むしろ日中に起きている方が苦しいと言われることもあります。この場合、本人自身は、積極的に早く寝付きたいと思っているわけではないので、薬もそれ程効果は有りません。もちろん、薬を手に入れても、服用したがらないでしょうけれども。
後者の場合は、昼夜逆転にこだわるよりも、日々の家族と本人との良い関係をつなぐことを考えて行きましょう。日中、どこにも行き先もなければ、相手をする大人もいなければ、無理に朝起こしても、朝食をとった後、結局はまたすぐに眠ってしまいます。
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