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奈良の少年調書流出事件、鑑定医を起訴…著者は不起訴(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071102-00000011-yom-soci

 奈良県田原本町の医師方で起きた放火殺人事件を巡り、長男の供述調書などを引用した単行本「僕はパパを殺すことに決めた」が出版された秘密漏えい事件で、奈良地検は2日、長男を精神鑑定した医師・・容疑者を刑法の秘密漏示罪で奈良地裁に起訴した。本の著者でフリージャーナリストの・・さんについては、嫌疑不十分で不起訴処分とした。・・・崎浜容疑者は動機について、「広汎性発達障害への誤った認識を解きたかった」などと供述をしているという。 ・・・と言うニュース。

 医師や公務員は、法律で守秘義務が定められている以上、今回の様な秘密漏洩の起訴は法的には致し方ないところです。ジャーナリストの不起訴は、気分的には納得いかないところですが、法的にはこうなってしまうのでしょう。。

 発達障害の人を多く見ていると、まだまだ現場での無理解は数多く、「何とか、より多くの人に正しい理解をして欲しいと」言う思いは、多々あると思います。この医師は、その思いが誤った方向に行ってしまったのでしょう。多分、このジャーナリストも自分と同じ思いだと勘違いしてしまったんでしょう。あくまでも、ジャーナリストの方は、「正義」を盾にした、「自己主張」と「仕事(売れない所は収入がない)」が一番の目的なので、目的は違っていたのです。

 正しい理解を得るには、地道に、地域や学校現場に通って行くところからですね。 

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ジャーナリストの不起訴は、納得いきませんが・・・。ただ、供述調書のような、個人情報としては「トップシークレット」に近いようなものが、医師の守秘義務だけにしか守られていない現状を疑問に感じます。

広汎性発達障害(=自閉性障害)への正しい理解って、難しいですね。個人的には

1、テレビに登場する「自閉症の人」を、全てと思わない
2、理解というよりは「違う個性」を受け入れる土壌が必要

本やマスコミからの情報は、あんまり鵜呑みにしない。当事者内面から言うと「ちょっと、これは違う」と抗議したくなることもしばしばです(しませんが・・・)。
「障害を理解」するのでなくて、あくまでその子(その人)をわかってあげる、という感覚のほうがいいと思います。

個人的に言えば、この本のタイトルそのものが、誤解を招いているようでもあるので、もしも、この医師の意図に沿った内容のものにするなら、お互い綿密な情報交換が必要だったかもしれません。まあ、今となっては何を言っても、すべてが遅いんでしょうけれど・・・。
written by あずき / 2007.11.03 11:33

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