不登校が長引いてきて、それでも少しずつ保健室登校ができるようになったり、保健室から教室に一時間でもあがれるようになってくると、思わず、次のステップを期待してしまいます。

 ひどい所になると、知らない間に、先生方の会の中で、保健室は二時間だけにしましょうとか、来月からは、午前中は保健室に入れないようにしましょうとか、決めてしまったりします。

 物事の回復は、一進一退を繰り返しながら、それでも良い方向へと流れていきます。けれども、時として、大人は、「一進」は許してくれるけれども、「一退」は絶対に認めない、「一退」すると、せっかく頑張ってきたのが元に戻ってしまう・・等と訳の分からない理論をお話する先生もおられます。

 でも、現実はそんなことはありません。

 ある不登校の子ども曰く、「まだ少しは頑張れるのだけれども、頑張るのが怖いんです。一つのことができたら、褒めてくれれば私も頑張れるし、頑張ったらしばらくは、その状態で休憩させてくれたらよいのに、私の頑張りを褒めるどころか、すぐに、次の頑張りが用意されていて、また、頑張らないと行けなくなるんです」・・・って、

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奈良の少年調書流出事件、鑑定医を起訴…著者は不起訴(読売新聞)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071102-00000011-yom-soci

 奈良県田原本町の医師方で起きた放火殺人事件を巡り、長男の供述調書などを引用した単行本「僕はパパを殺すことに決めた」が出版された秘密漏えい事件で、奈良地検は2日、長男を精神鑑定した医師・・容疑者を刑法の秘密漏示罪で奈良地裁に起訴した。本の著者でフリージャーナリストの・・さんについては、嫌疑不十分で不起訴処分とした。・・・崎浜容疑者は動機について、「広汎性発達障害への誤った認識を解きたかった」などと供述をしているという。 ・・・と言うニュース。

 医師や公務員は、法律で守秘義務が定められている以上、今回の様な秘密漏洩の起訴は法的には致し方ないところです。ジャーナリストの不起訴は、気分的には納得いかないところですが、法的にはこうなってしまうのでしょう。。

 発達障害の人を多く見ていると、まだまだ現場での無理解は数多く、「何とか、より多くの人に正しい理解をして欲しいと」言う思いは、多々あると思います。この医師は、その思いが誤った方向に行ってしまったのでしょう。多分、このジャーナリストも自分と同じ思いだと勘違いしてしまったんでしょう。あくまでも、ジャーナリストの方は、「正義」を盾にした、「自己主張」と「仕事(売れない所は収入がない)」が一番の目的なので、目的は違っていたのです。

 正しい理解を得るには、地道に、地域や学校現場に通って行くところからですね。 

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