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不登校の子どもの相談の中には、お母さんだけか、ご両親が来られるかが大半です。最初から、積極的にお父さんが来られる場合もあれば、お母さんに諭されて(?)、渋々と来られる方もおられます。
そう言ったときには、それなりに気を使ったりします。仮に、お父さんの行動に問題が有ったとして、それを指摘したからと行って、必ずしても良い方向には向きません。家に帰ってから夫婦げんかになっても困ります。
とりあえず、相談に来られたお父さんをねぎらって、お父さんなりの意見を聞いてみて、それからの相談です。意外と、第3者がいると言う安心感(?)からか、夫婦だけの時には言われないような事を口にされることも有ります。
お父さんが困ると言うときも、
①何もしなくて困る・・・ と言うときと、
②変な動きをして困る・・・ と言うときがあります。
①の場合は、不器用な(?)お父さんが多いので、お母さんが具体的にして欲しいことを頼むと結構動いてくれたりします。自発的になんとかしてもらうと言うことは、すぐには難しので、そこまでは期待しすぎないようにします。
一方で、②の場合は、お父さんの考えをいろいろと聞いてから、「お父さんもいろいろと叱ったりしたいところでしょうけれども、お父さんが、じっと今まで我慢をして見守ってくれていたことで、少しずつ息子さんも元気になって行っていますよね」なんて感じで、お父さんをたてながら、お父さんの方にはちょっと無理をしないで見守っていってくれるようにお願いします。
・・・まぁ、これで、しばらくは落ちついたりもしますが、なかなか、簡単にはいかないことも有ります。
→ この話題、次あたりは、アスペルガー症候群っちっくなお父さんの話で。
子どもの相談となると、夫婦ご一緒に来られる場合もあれば、お母さんだけと言う場合も少なくありません。もちろん、お父さんだけと言うことも有ります。
お父さんが関わらないという中にも、
① お父さんの仕事が忙しいと言う場合
・・・不景気の中で、確かに有りですね。以前のような、仕事中毒というパターンだけではなく、本人自身も、もっと子どもとの時間を持ちたいと言う葛藤を抱きながら働いている人も少なくありません。
② 家事・育児は母親のするものだと思っている場合
・・・中高年だけではなく、若い人の中にもいます。以前との違いは、昔は、母が父に尽くすのを見て、妻たるものは。。と言う固定観念でしたが、今は、母が自分に尽くしてくれたので、妻も自分に尽くしてくれるもの、と言う感じです。
③ 何とかしたいと思うのだけれども、子どもへの接し方が分からない。接すれば接するほど、問題がこじれてしまう場合。
→ この他にも、最近は、よくよく診ると、お父さん自身が、アスペルガー症候群っぽい部分を持ってる場合があり、その場合は、また別個に・・・。
不登校の子どもを診たり、お母さんの相談を受けていると、お父さんとの関わりをどうするのかというのが問題になってきます。
基本的に、お母さんだけしか登場していないときは、私の場合は、「お父さんに○○てもらいましょう」と言うことはほとんどお話しません。
お母さんの中には、お父さんに何かをお願いするぐらいだったら、自分ひとりでした方が楽と言われる方もいれば、ある相談機関に行ったら、
「今度、お父さんと一緒に来てください」
・・・と言われて、一緒に来てくれるなら苦労はしない。。と言って二度と行かなくなったと言う人もいます。
それに、お父さんは、お母さんの期待通りに動きません。期待通りに動かないと、腹が立ってきます。一方で、あまり期待しすぎると、お父さんは、子どもと話をするときに、お母さんの視線を気にしてしまいます。
とりあえずは、申し訳ありませんが、お母さんだけで頑張ってもらいます。
すると、何回目かになってくると、何故だか、お父さんも一緒に来てくれたりします。
お父さんが子ども相手に、
「お前がしっかりせんから、お母さんの機嫌が悪くなる」なんて言い出したら、それはそれで困りますしね。
「犯罪被害者等基本法」の成立日である12月1日以前の1週間(11月25日から12月1日まで)が「犯罪被害者週間」、とはいえ、新聞を見ていても、ほとんどその実感がありません。
一方で、この期間、香川の3人行方不明事件が、マスコミをにぎわしました。現時点では、義弟の単独犯とか。
とても、マスコミは、犯罪被害者を支援しようという気はないようです。このFNN NEWSは、酷いの領域を通り越していますね。私の方も、犯罪被害者の家族会に時々顔を出していますが、マスコミ不信は強いです。多くは、マスコミに協力をしたけど、裏切られた・・と言う体験です。
↓
アスペルガー症候群の子どもを診ている中での、たわいも無い(?、こともない?)出来事をいくつか・・・
・・・と書いていると、キリがないといいながら.
アスペルガー症候群の子どもの中には、最初にインプットされた情報の額面を、文字通り受け取ってしまって、なかなか修正が効かずに、混乱するということが良くあります。
小学校2年のアスペルガー症候群の男児。学校から、
「明日は、ペットボトルを持ってきて下さい。でも、わざわざ買う必要は有りません」
・・と言われました。恐らく、先生の発言は、もっといろいろと有ったのでしょうけれども、本人の中には、この部分だけが入ってしまったようです。
自宅に帰って、お母さんに、「ペットボトルが明日いる」と言い出しました。
けれども、自宅にはないので、お母さんは、「じゃあ、ジュースでも買って来て、それを持って行こうか」と言いましたが、本人は、
「わざわざ、買ってはいけないと言われた」 と言い出しました。
自宅にはない、買ってはいけない、持って行かないと行けない。この矛盾に混乱が生じ、お母さんがあれこれ説得するのですが、お母さんの言葉では本人は納得しません。
結局、夜遅く、申し訳ありませんが、担任の先生に電話をさせていただいて、担任の先生からうまく説明をしてもらったのか、ようやく治ったようです。
精神鑑定:能面使ったシステム開発 筑波心理研(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/photo/news/20071126k0000e040059000c.html
筑波大の研究者らが作ったベンチャー「筑波心理科学研究所」が、能面を使って精神状態を分析するシステムを開発し、刑事事件の精神鑑定で活用されている。国民が重大な刑事裁判に参加する裁判員制度では、難解な専門用語も登場する精神鑑定の内容を、いかに分かりやすく裁判員に説明するかが大きな課題。新たなシステムに、実際に活用した検察幹部からも、期待する声が上がっている。・・・と言うニュース。
で、こんなお金があったら、精神障害者の在宅支援にでも回して・・・。と、思わず思ってしまいました。刑事事件の精神鑑定しても、こんなの何の参考にするの?素人受け・マスコミ受けには良いかも知れないけど、それだけ?まぁ、こんな資料、検察から提示されても、参考にする気は無いけど、っていうか、ならないけど、裁判員制度じゃあ、精神科医の意見よりも活用できるって?
(そんなことはないって?、筑波の研究所の皆さん、すいません)
高2自殺:県教委が遺書の分析を心理学者に依頼 山形(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20071127k0000m040091000c.html
昨年11月に自殺した山形県高畠町の県立○○高校2年、○○さん(当時16歳)について、県教委は26日、遺書の分析を心理学者に依頼するなどして自殺の真相を解明する方針を文部科学省に伝えた。(一部略)・・・と言うニュース。
で、遺書を心理学者が分析して、それで、どうすんねん・・。と、思わず思ってしまいました。
(そんなことはないって?、心理学者さん、すいません)
アスペルガー症候群の子どもを診ている中での、たわいも無い(?、こともない?)出来事をいくつか・・・
・・・と書いていると、キリがないといいながら.
小学校3年のアスペルガー症候群の男児、学校の検診で、「少し太り気味なので、食事はとりすぎないように」と指摘されました。もっとも、本人がそう感じただけで、きっと、検診の先生は、もっと丁寧に言われていたとは思いますが。
問題なのは、それから、本人は、自宅で、
「太るから、先生が食べてはいけないと言ったから」 と、ほとんど食事をとらなくなりました。
・・・・・これは、ちょっと、困りました。
で、親御さんが説得するのですが、先生の言われた権威のある(?)言葉なので、親御さんの話を聞こうはいたしません。
仕方がないので、時々、彼が受診する小児科の先生に手を回しまして、彼に何かの理由をつけて受診していただきまして、
小児科の先生が、キチッと彼の体重を計って、診察をして、「もう大丈夫だよ、食事を食べてて良いよ」と言っていただきました。
。。。で、彼は、それ以降は普通に食事をとってくれるようになりました。
勤労感謝の日も、今日も、お仕事でした。それでも、日本中には私よりも数倍多忙な医師がたくさんおられますので、良しとして、
最近、厚生労働大臣や、厚生労働省の人の話を聞いているうちに、
「厚生労働省」 って言葉が、
「強制労働省」 って聞こえるようになりました。
アスペルガー症候群の子どもを診ている中での、たわいも無い(?、こともない?)出来事をいくつか・・・
・・・と書いていると、キリがないといいながら、久しぶりに。
アスペルガー症候群の人の中には、自分が気に入った人に対して、時に、「同一化」してしまうことがあり、その人の言うことを、そのまま同じように受け入れてしまうと言うことがあります。
小学校2年のアスペルガー症候群の男児は、魚が嫌い、でも、回転寿司に行くのが好きで、いつも「いくら」ばかりを頼んで食べていました。
ある時、大好きなおばさんと一緒に回転寿司に行ったとき、そのおばさんが、
「私って、いくらって、あの感触が苦手で嫌いなのよね」
・・・と言ったのをそのまま受けて、
「ボクも、いくらが嫌い」 とインプットしてしまいました。
いくらが好き、いくらが食べてはいけない、回転寿司に行きたい、もう食べられるものがない、ちょっと、葛藤状況になってしまいました。
・・それでも、家族と一緒に、回転寿司には行くというのですが・・・。
まぁ、おばさんに、「私、12月からいくらが好きになりました。」とでも、彼に言ってもらおうかな?