アスペルガー症候群の子どもを診ている中での、たわいも無い(?)出来事をいくつか・・・
・・・と書いていると、キリがないといいながら、
ある時、中学生のアスペルガー症候群の方と面接をしました。
「学校の勉強で、なにか、得意な教科はありますか?」
「さぁ、得意かどうかは分かりませんが、点数の良いのは、数学です」
・・・この会話って、よくあります。
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・・・なーんて(^_^;)。
中学の学年初めの自己紹介カード(写真と共に壁に掲示される)が大変でした。
「得意なこと」という欄があったのです。
「好きなこと」とか「趣味」なら書けるが、
「自分から得意だと名乗るようなものは何もない」ということで何時間も考え込んでしまいました。
オタク系というか、「○○博士」系というか、
書いていいようなモノはいくつもあるのに、
それは「得意」とは違うのだそうです。
「得意」という言葉をこういうところに使わないでほしいと憤慨していて、苦労しました……。
「好きこそものの上手なれ」という言葉もありますし
(好きだから得意になれる、また
得意だから好きになれる・・・ということで)
私も「得意=好き」と解釈すればいいのにと思うのですが、本人は言葉にこだわるのですね。それも何時間もそこで膠着してしまう……。
「とりあえず適当に」とか「いい加減に」とかいうのができなくて、「自分として完璧」か「何時間も考えた末に何もしないか」になってしまうので、困ったものです……。
「完璧」が好きなのは確かにありますね。
といってもそれは「自分にとって」の完璧ということ。他の人が見てどうかというよりも、そこにこだわりがちです。
意外と、自分以外の人は(こんなこといったら怒られるかもしれないけれど)「適当で満足なんだな」ということは感じますね。だから、「適当でいいということにしよう」と、決心しても、いざとなると「自分にとっての完璧」を追求してしまう・・・そのあたりをコントロールするのは、ほんとに難しいです。
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