アスペルガー症候群の方の中には、様々なこだわりや強迫症状を持っている方がおられます。
不潔恐怖などもその一つですが、この部分だけを見て、「強迫神経症」とか、「不潔恐怖」とかの診断名をつけられている方もおられるようです。この診断の違いは、また、別の機会として・・。
ある中学校3年のアスペルガー症候群の男子生徒のお話です。小学校時代6年間を楽しく過ごしてきた彼ですが、どうも、中学校は、同級生や先生とうまくいかないのか、全然おもしろくありません。そのせいか、学校に関するものには強い嫌悪感があり、学校の鞄、学校の制服は、家の中では決まった場所以外にはおきません。学校に関するものが、自宅のものと接触することをいっさい嫌い、玄関の床のある部分と、部屋の前のある部分以外は、鞄や制服、学校に関するものは置いては行けないのです。まかり間違っても、お母さんが掃除のためにと、その鞄の場所をずらしたり、たまたま自宅で来ているTシャツと制服がふれたりすると、それはもう大変。お母さんへの激怒が始まります。そのTシャツも必死で洗濯です。
彼にとって、不潔なもの=嫌悪感のあるもので、第3者から見た清潔・不潔とはまた異なっていました。親戚の引っ越しの時、汚れてもいい服=彼にとっては制服を着て、手伝いに行ったくらいです。
ところで、彼も高校入学。事前に彼の特徴を高校の先生方もよく了解しておられ、高校入学後も学校生活はスムーズに運び、担任の先生とも良い関係となりました。今では、高校の鞄も制服も、ふつう通り彼の部屋に掛けられています。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 | 31 |
コメント
コメント一覧
私は学校で役員をしています。前期、少し人間関係でひっかかり(当時は、トラブルとまではなっていなかった)があったのですが、その時、役員仕事関係の書類を家で開けることに、嫌悪感とまではいけないけれど、何故か抵抗があって・・・。どうしても、立場上、書かないといけない書類以外は開けずに、次の集まりまでカバンに入れたまま、ということがありました。
当時は、どうして自分はこうなのか、わかりませんでした。一応、部長としての立場上、もっときちんとしなければいけないと思いながら、そのように行動できない自分は、失格だと責めていました・・・。
このエントリーを読んで、ああ、そうだったのかな・・と納得が行って、少し安心しました。今は、トラブルもありましたが、そのおかげか、以前より自分を理解してもらえたようで、安心できるようになったせいか、家で仕事の段取ができるようになりました。
不潔恐怖・・というよりは「嫌悪感」ですかね。触るのが怖いような、・・・感覚過敏の一種なのかな?
あとは、料理の時、まな板や包丁、手など、使ったあとは必ず、洗いたがる傾向がありますね。材料を切る順番も、野菜→肉、魚類、って決めてたり・・・。几帳面な性格?と思われるかもしれないけれど、根(もともとの性格)は、大雑把なほうだと思ってます。
この中学生の姿は、夫そのものです!!! 私はずっと強迫神経症なのだろうと思っていました。また「職場のものはすべて不潔」とはわかっていましたが、「職場=嫌悪感のあるもの」と置き換えると、一気に解けるような気がします。洗濯のやり直しや、洗うことのできないオモチャなどを捨てられた過去は数知れず……。
本当に、仕事をしている環境が辛いのですね。
たとえば、わたしは、子どもが夏休みに入った数日、夏休み明け数日は、調子が狂って、いつものように気分的にスムーズに用事が運べないんです。何か「ひっかかっている」ようで。夏休みくらい長いと、慣れてくるからいいですが、比較的短い春休みなどは、なんとなく調子が狂ったまま、終わってしまう感じです。
コメントを書く