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不登校になって、ほとんど学校には近づけない、友だちに会うのも避けるという状態になると、経験的にベストな状態に回復するのに2年前後かかります。けれども、少し時間を掛けてでも、ベストな状態に戻った方が、その後の経過は良好です。
中学校に入学して不登校傾向になり、夏休み前頃から不登校になった子ども達は、最初の1年は家の中でイライラしながら、家族もモヤモヤしながら過ごし、1年ほど経った当たりから落ち着きをみせ、その後は、少しずつ外出をしたり、保健室・相談室登校を始め、3年の夏休み明け頃には、随分と精神的にも安定し、そろそろ進学の話ができるようになってきます。
ところが、中学校3年になって不登校が始まった子は、まだまだ疲れた状態で、気分的にも不安定、しばらくは無理の利かない状態です。進学が近づく、本人も家族もイライラする、焦る気は分かりますが、やはり周囲がいくら急いでも、本人の回復にはそれなりの時間がかかります。高校に入れるかどうかだけが問題ではなく、今の状態のまま高校に入ったとして、続けていけるのかも大きな課題です。本人のペースに合わせながら、今後のことをじっくりと見守っていく方法を考えるように進めていきます。