不登校の子どもが休養をするとき、経験的には、大人より長い時間が必要です。とはいえ、中学校であれば、じっくりと休めますが、高校ともなれば、欠課時数や現級留置(留年)との兼ね合いもあり、それを視野に入れながらの休養です。メンタル的な問題が絡んで留年した子は、なかなか翌年度もとの学年をやり直すと言うことは難しいものです(やってのけた子もいますが)。かといって、急いで出せばよいと言うわけではないのが難しいところです。
休養に必要な期間は、その子がどれくらいの期間無理をしていたのかと言うこともあります。
周囲の大人が、この1週間、調子が悪いなと思ったら、本人は1か月間実は我慢をしていたのだと思ってみてください。1か月前から調子がおかしいと思ったら、本人の中ではすでに3か月前から問題は始まっていたんだと思ってみてください。
親御さんの中には、「気づいてやれなかった」と良く言われますが、なかなか、気づくのは難しいものです。
親に気づかせない、本人の気配りや「気づかせないうまさ・立ち振る舞い」の方が、一枚上だったと言うことです。
1年間本人が無理をしていたとしたら、その1年+αくらい休養が必要だと思ってやってください。
回復の仕方は、多くの子どもは、直線的ではなく、尻上がり(ちょっと、説明しにくいけど)という感じの子が多いようです。
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コメント
コメント一覧
『親に気づかせない、本人の気配りや「気づかせないうまさ・立ち振る舞い」の方が、一枚上だったと言うことです』→子どもなりの努力(親を心配させまいとする気持ち???)というか、せつないものを感じます。。
子どもは、子どもらしく心配させれば良いのに・・・なんて短絡的に考えてしまいますが、子どもは子どもで考えがあったり、環境がそうさせなかったり、いろいろあるんでしょうね・・・
コメントに返答していただき本当にありがとうございました。。。
前回、返答いただきありがとうございました。
回復までには、長い時間がかかるのですね。
我が家の中1の娘には、小学校時代の後半にはそれらしき徴候がありました。不登校になるまで、約半年くらいかと思います。そうすると1年以上は回復にかかりそうですね。
娘は現在、夏休みが終わって、午前中だけ登校したり、給食だけ食べて帰宅したりという状態です。友達とときどき交流していて、登校の約束を前日にするようなのですが、約束した日はいけない状態が続いています。
私、妻ともどもいつものように振る舞い、あまり本人にもプレシャーをかけずに静観する毎日です。
静観しているのも本当は親としてはつらい日々です。
私は不登校児とは無縁の生活をしていましたが、某医療系養成校の臨床実習時に実習指導者からモラハラ(恐らく)に遭い、うつ病を発症し、学校を休学して2年半くらいになる者です。
実際に精神科医の方が、不登校について登校できるようになるまでの期間について、長めに考えておられるところがすごく好印象でしたので、思わずコメントしてしまいました。
高校も留年の問題がよく関わってきますが、それ以上の学校(大学・短大・専門学校)になると、もっと状況は厳しいです。
子ども以上、大人未満(特に学費など親に払ってもらっている場合が多いです。)がほとんどの学生にとって、一度学校に行けない状況になると、本当に復学は厳しいです。
『自分で選んで受験した』と教員にはみなされるので(それも本人は充分すぎるほどわかっています)、うつ病などになって休学せざるをえなくなった学生には対応が厳しいです。
某医療系の学校在籍中の私の経験では、精神疾患になる直前に休学をした学生に関しては、復学後、無事に卒業できている事例が多いように思います。
しかし、例えば私のように、うつ病が悪化してから休学した者においては、なかなか復学して卒業とはいかないことが多いように思います。
私自身、うつ病闘病のブログを2年以上続けていますが、毎年数人は同じような状況に陥っている方からのコメントやメールがあります。
先生はこのような高校卒業した後、進学した学生(その後うつ病などを発症)を担当されたことはありますか?
長々と失礼しました。
コメントありがとうございました。不登校の問題については、これからも、時々、書いて見たいなと思っていますので、よろしくお願いします。
kocchan 様
コメントありがとうございました。見守ることも、親御さんにとってはつらい時間ですね。子どもの方も、「親は内心では学校に行って欲しいのに、それを口にしないで私のことを見守ってくれているんだ」と言うこと、充分に感じ取ってくれていると思います。
yupu 様
コメントありがとうございました。大学は、高校とはまた違った先生-学生関係なので、いろいろと大変ですね。私は、小児精神科医ではなく、(普通の?)精神科医なので、県外から地元の大学に来ている学生、逆に県外に出て休学で地元に帰ってきている学生、いろいろな方がやってこられます。その中には、復学して行かれる人もいます。
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