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 久しぶりに、アスペルガー症候群の人の話です。

 「親子でアスペ」と言うと、とっても失礼な言い方のようですが、この言い回し、私のところに通っているアスペルガー症候群の子どものお母さんの言葉です。数人の方が、

 「うちは、親子でアスペです」

 と言われます。もっとも、お母さん自身がアスペルガー症候群と診断がついていると言うわけではなく、子どもの面接をしたり、(子どもは他のスタッフが診てくれている間に)お母さんと、子どもの特徴や関わり方の話をしていると、お母さんの中には、

 「子どもだけではなく、私にも同じような傾向がありますよ」

 ・・と言われたすることがあります。まぁ、生活習慣病だって体質的には同じような傾向が親子ででやすいのだから、こういった傾向があってもおかしくはありません。

 「うちの夫は、全然物覚えが悪いんですけれども、私は、この子と一緒で、結構、よく覚えていますよ、まぁ、全部が全部じゃ無いですけれども」

 「私も、この子と一緒で、一つのことにのめり込んでしまったり、一つのことにのめり込むと、他のことが並行してできなくって」

 「私も、言葉をその通りに受け取ってしまうんです」

 ・・・などなどです。まぁ、敢えて診断がどうこうではなく、お母さん自身が、ある部分だけでも同じような感覚を持っていると、子どもの不安をいち早く感じ取ってくれたり、

 お母さん自身がこれまで抱えてきた対人関係の不安が、何となく、お母さん自身で理解されてきたりすることがあります。

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