前回、前々回の続きで アスペルガー症候群の子どもの話ですが、→→→→

③ 言葉を額面通りにとるパターン

 中学1年の女子生徒、中学校に入ってから、なかなか、友だちができなくて悩んでしました。そして、6月から不登校の状態になってしまいました。

 小学校時代から仲の良かった同級生のA子ちゃんが彼女の事を心配して、自宅に遊びに来てくれました。学校に行っても、友だちがいないと聞いたA子ちゃん、

 「それなら、私が一緒に遊んであげるよ」 

 ・・と言ってくれました。彼女も大喜び、次の日は、自宅まで迎えに来てくれたA子ちゃんと一緒に、彼女は元気に登校していきました。お母さんもホッと一息・・・。ところが、・・・

 ※ここで解説。アスペルガー症候群の子どもの中には、言われた言葉を、そのまま額面通りにとってしまうと言うことがあります。A子ちゃんが、「一緒に遊んであげる」と言うことは、彼女は、いつでもずっと、学校ではA子ちゃんが自分と遊んでくれるはず・・と解釈して、喜んで学校に行ったのでした。

 夕方、彼女は帰ってきました。ところが、彼女のご機嫌は最悪、様子を聞くお母さんに彼女は、「もう、学校に行かない。A子ちゃんの嘘つき!」って、言い出しました。

 彼女によれば、確かに昼頃までは、A子ちゃんは一緒にいてくれましたが、A子ちゃんも他にも友だちはいます。給食を食べた後は、他の友だちと楽しく遊び始めました。

 まぁ、これって、普通の風景なのですが、彼女からすれば、自分とずっと遊んでくれるはずと思っていたA子ちゃんが、自分以外の子と遊ぶなどとは全くの想定外。そして、帰宅後の不機嫌となりました。

 なかなか、一つ一つ約束をするのは難しいようです。

固定リンク | コメント (0)

papamama
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2007/07 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着トラックバック