プールの季節になってきていますが、アスペルガー症候群の子どもの中には、かたくなにプールに入ることを拒否する子がいます。

 理由はさまざまです。小学校の子どもの中には、

 「塩素の臭いが嫌い」

 「水に顔をつけるのが嫌い」 等が経験的に良くありますが、

 高学年くらいになると、過去にプールで嫌な体験をしたことがあることが理由になっていることがあります。

 「泳ぎが苦手で、その事で他の友だちに笑われたことがあるから」

 「プールサイドを土足で先生が歩いているのを見て汚いと思ったから」 ・・・など、後々本人に聞いてみると、想像外の理由があることがあります。

 もっとも、経験的に嫌になった子は、プールが嫌と言うよりも、学校の授業の中でのプールが嫌いなだけなので、学校のプールは拒否するのに、友だちと市民プールに行ったりするので、学校の先生から誤解を受けることもあります。

 嫌悪体験に基づいて、一度プールに入らないと決めた子は、まずはプールに入りません。あまり強引にしすぎると、今度は、学校に行くことも拒否し始めます。

 そんな時は、無理せず、プールに入るのは見合わせたりします。

 「プールに入らなくても良い」と子どもに伝えると、元気に学校に行く子もいますが、中には、躊躇する子もいます。それは、その時、何をして良いのか分からない子で、その時は、「プールの時間は、図書館で本を読んでいてください」と具体的な話を時間の過ごし方を指示した方が良いときもあります。

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