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 10年あまりくらい前からでしょうか。カミングアウトと言う言葉をよく耳にするようになりました。最近では、ちょっとした秘密を、皆に話をすることまで、カミングアウトと言う言葉が軽く使われるような傾向にもあります

 一方で、病気や障害をもち、社会的偏見に苦しんで来た人たち自身が、自らの病名を明かし、社会的活動を行うと言うようなことが、マスコミなどでも多く報じられています。

 こういったテレビの影響もあるのか、時に、アスペルガー症候群などの発達障害を持つ本人や家族に、学校の方が、同級生やその家族に向けてのカミングアウトを勧めたりマスコミの人が自死家族や犯罪被害者のインタビューをしたいがために、何となくそれを促すようなことが私のまわりでも見られます。

 しかし、カミングアウトというのはあくまでも、本人の意志によるものであり、周囲から求められるもとのではありません。また、カミングアウトをされることは非常に勇気ある行為、尊敬できる行為ではありますが、逆に、カミングアウトしない人が、決して勇気がない・・と言うものではありません

 また、カミングアウトと言っても、決してマスコミ相手に自らの病気や疾患をぶちまけるのではなく、自分の周囲の、本当に自分に協力し、理解してくれる人だけに打ち明けると言う感じで、聞かれてあえて否定はしないが、あえて必要も無く自分から言わない、と言う感じでしょうか。

 学校側が、発達障害の人に、カミングアウトを求めるのは、多くの場合は、学校側として、他のPTAの理解を得るのが難しいという場合であり、マスコミが、カミングアウトを求めるのも、単に、その会社、と言うよりはその担当記者が、自分のために記事にしたい(もちろん、世の中の理解を得るためにと言いますが、一度記事にしたら、それで目的達成と言うのが経験上大半です)というところでしょうか。

 カミングアウトするか、しないか、本人や家族がいろいろな情報を得ながらも、あくまでも周囲が本人たちに求めるものでは無いと思います。

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コメント

コメント一覧

papamama先生、こんにちは、はじめまして。
このブログは以前から興味深く読ませていただいていました。

自分自身の意思って、とても大切ですよね。
ボクも自分のブログでカミングアウトしちゃいました。

これからも、よろしくお願いいたします。
written by たける / 2007.06.18 18:11
コメント、ありがとうございました。カミングアウトの問題は、なかなか難しいと思っています。
先生のブログをよく拝見させて頂いていましたので、このブログを見て頂いていたとは、とても光栄です。
これからも、よろしくお願いします。
written by papamama / 2007.06.18 23:06

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