最近、アスペルガー症候群の子どもから高校生+それより上の人がよく来られるようになりました。
もともと、精神科医で別段、子どもを専門にしてきたわけでは無いのですが、なんだか、どんどん増えてきています。
ところで、学校の先生と話をしていると、以前よりも発達障害の方が増えて来ているんでしょうか・・と良く聞かれます。
まぁ、私は、研究者ではありませんので、その辺りよく分かりませんが、確かに、医療機関を受診される人の数は増えてきているとは思います。一方で、実質的には、以前から、多くのアスペルガー症候群の方はおられ、それなりに仕事をしたり、子育てをしておられ、決して増えてきていると言う訳ではないないと思います。ただ、医療機関を受診される人の数が増えて来ていると言うことは、以前に比べて、何らかの不適応症状を示すことが増えてきていると言うことかも知れません。
ちょっと、その辺りで、最近思っていることをいくつか書いて見たいと思います。
まず、第一は、診断がそれなりにつくようになったと言うことです。以前だったら、「しいて言えば、統合失調症かな」とか、「まぁ、しいて言えば、躁うつ病の範疇かな」とか、「性格の問題」「人格障害」とか、よく分からないまま診断をつけていた人たちに、改めてアスペルガー症候群という診断がついたと言うことです。でも、医療機関の受診が増えてきたというのは、それだけでは、無いと思います。
→→できれば、次回に続く。
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普通の子どもでも、かなりしんどいようですから、障害の傾向がある子どもにはなおさらなのだろうと思います。
中学校でさえ、ノートのとり方ひとつにも、板書どおりか、決まった様式かなどチェックが入ることもありますし(愚息の公立中学)、教育実習などは「黒板にどう上手に書くか(位置・文字の大きさ)」がチェック項目になったりするので、教師・生徒ともにしんどいでしょう。
友人の子ども(小5)は数年前からASと診断されていますが、3年のとき、担任に非常階段に追い詰められて首を絞められました。
教師もASの子どもなどへの対応がわからずパニクった例でしょう。子どもは最近やっと落ち着いてきていますが、怒声と目の前で腕を振り上げる行為にトラウマがあります。
ASの子供の数が変わらなくても、個体差に対応できない教師が増えれば、異常扱いされる子どもは増えるよな、と思いました。
確かに、学校現場は、いろいろな締め付けがあって大変な状況もあるかと思います。一方で、子どもはもちろん、学校の先生方自身も、その中で、充分な支援を受けられないまま日々送っているという状況もあり、互いに良い方向に向けていけれたらなと思っています。
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