ひきこもりと言うのは、病名ではなく、一つの症状のようなものです。明確な定義付けはありませんが、数か月にわたって、自宅からでない、あるいは出たとしても、コンビニや書店など、それ程感情的な会話を必要としない場所のみであり、対人関係も、同居している家族以外とはほとんど無いというものです。
私が医者になった20数年前は、ひきこもりと言うと、統合失調症などの人が多かったのですが、今頃は、そう言った(内因性の)精神疾患でない場合の方が増えてきています。
当時は、統合失調症の人は、社会的偏見も強く、かつ、仮に外に出ようと思っても、統合失調症の人を受け入れてくれる場所は、ほとんどありませんでした。
しかし、最近では、社会的にも、統合失調症の人が行くことのできる場所が病院以外にも随分と増えてきました。(まだだだと言えば、まだまだですが)
近年、こういった、精神疾患が無いにかかわらす、ひきこもりの状態が続いているものを、社会的ひきこもりと呼んでいます。
数年前から、厚生労働省がこの問題にとり組んでいますが、何となく、中途半端で、NEET対策の中に(本来は、異なった問題なのに)組み込まれた感じにもなってきています。
社会ひきこもりに関しては、まだまだ、社会的支援が不足している状態にあります。
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