アスペルガー症候群の人の中には、時に、強い抑うつ感や、被害念慮(妄想とまでは行かないけれども、そのような感情の強い状態)、視線恐怖などのいろいろな精神症状が一時的にでて、精神科を受診されることがあります。特に、社会的経験が少なく、精神的にも不安定になりやすい思春期にこう言ったことが多く、当初は、その症状から「うつ病」「躁うつ病」「統合失調症」「境界型人格障害」「心因反応」などの診断がなされることがあります。
全体的に、アスペルガー症候群の人の中には、こういった症状を一時的にも示しやすい人がいますが、その理由は良く分かりません。
例えば・・
アスペルガー症候群の人は、知覚過敏があり、些細な刺激に過剰な反応が起きやすい。
アスペルガー症候群の人は、融通を利かしたりするのが苦手で、予定外のことが急激に起きる(特に、それが未知のものであったり、恐怖を感じるものの場合)と、その対処が即座に出来ず、一時的にこういった症状が出現する。
アスペルガー症候群の人は、なかなか、自分の状況を主張するのが苦手で、自分を押し殺したまま周囲に無理をして合わせて、最後に一気に疲れが出てくる。
・・・など、いろいろな事が考えられます。
治療的には、対症的に薬物を使うこともあります。年齢が経ってきたり、いろいろな経験を積んだり、自分なりの対処法が身に付いてくる(無理をしない、休憩を取る、他人に対して主張することなど)と、こういった激しい反応を起こすことは少なくなってくるようです。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
| 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
| 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
| 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
| 28 | 29 | 30 | 31 |
コメント
コメント一覧
内容が自分の体験とかぶることが多く、日を追うごとに疑いが確信になっていく感じです。主治医はアスペではないけどね、と強調しますが、いわゆるノーマルとのグレーゾーンにいることに間違いないと思っています。ならば障害の程度を評価して欲しいと訴えたのですが、クリニックで出来ないことはないが、その後のフォローが出来ないし、分かったところで効果的な特効薬があるわけでもないので、評価しても意味がないと言われました。
私は養護学校の教員です。自分の体験が教育になにか役立つのではないかと考え、評価を強く希望したいのですが、主治医のいうと通りやめておいたほうがいいのでしょうか?
どこからどこまでをアスペルガー症候群と診断して、どこまでをクレーゾーンと呼ぶのかは難しいです。特に、成人の場合には、医師によっても、現状では、異なると思います。ただ、異なったからと言って、現実の方向性が大きく変わることは無いとも思います。もっとも、主治医の先生の方が、「junkoさん自身が、仮にアスペルガー症候群という診断が下ったとしたら、どう思われるのだろうか、受け入れられるのか、拒絶されるのか」と言うような、疑問・葛藤を持っておられるのかも知れないですね。
一方で、障害の程度も、それ程きちっと、数値的に評価ができると言う感じも無いと思いますし、主治医の先生の言われるように、何らかの結果が出ても、状況的には大きく変わりは無いかと思います。
あまり、事を急がれなくても良いかとは思いますが。
主治医に「アスペに近いと言われてどう思ったか?」と聞かれたので、「思ってもみませんでした」と正直に答えました。私はすでに障害者手帳を取得しており、そのときの気持ちと比べると、大してショックはないと思っています。手帳の診断書に「うつ病」と書かれている事は納得行かず、アスペと言われれば、むしろ今まで私が感じていた周りとの違和感に、答えが出たと思いスッキリするのです。
また、通院とは別に心理士のカウンセリングを受けており、そこではSOSの出し方や、自分が限界になる前に自分の疲れ具合に気がつき、ケアできるようになれるように進めています。先生のコメント見てこれでいいんだなと思いました。
コメントを書く