和歌山県立医大で患者の呼吸器外し…医師を殺人で書類送検
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070522-00000007-yom-soci
和歌山県立医科大付属病院紀北分院で、延命措置を中止する目的で80歳代の女性患者の人工呼吸器を外して死亡させたとして、県警が、50歳代の男性医師を殺人容疑で和歌山地検に書類送検していたことがわかった。・・・と言うニュースですが。
昨日、テレビ報道で聞いたときは、
「何、これっ」 ・・・・って、思いましたが、今朝のテレビニュースを聞くと、警察側から、「事件性は少なく、起訴すべきではない」と言った旨の意見書が添えられていたとのことです。
と言うことで、ちょっと、私なりにシンプルに思ったのですが(間違っていたら、ごめんなさい)
何か事件が起きると、警察が、逮捕・取り調べをして、検察に送致し、検察が起訴・不起訴の判断をします。以前、聞いたことがあるのですが、今、警察としては、「全例送致」と言うことで、逮捕した事案や、取り調べを行った事案は、警察が判断するのでは無く、全例を検察に送ると言うことになっているらしいです。
要は、警察の段階で勝手に判断しないこと、言い方を変えると、もみ消しなんて無いように、と言う所もあるのかも知れません。
今回のケースは、病院の方から、富山県の射水市民病院の事件の事もあり、警察に報告した。報告を受けた以上、警察は、捜査・取り調べを行った。逮捕でなくても、取り調べを行った以上は、検察に送致しないと行けない。ただし、警察としては、不起訴が妥当などの意見を添えることはできる。そして、最終的に、検察が不起訴を決めるとの流れかと思います。病院が警察に連絡した時点で、検察まで行ってしまうのは、今の流れかなとふと思いました。
まぁ、マスコミとしては、安楽死の問題や、医者が「殺人容疑」と言うことで、美味しいネタにはなったのだとは思いますが、どうなんでしょう。
ちなみに、以前、私の所に、家宅不法侵入で逮捕された男性の家族が相談に来られました。でも、本人を見ると、全然その行為が記憶に残っていないし、よくよく見ると、明らかに服用している薬の量(多すぎ)と組み合わせが悪くて、もうろう状態になって、どこかも分からないまま他の家の庭に侵入しただけでした。ただ、現行犯で逮捕。警察には、薬の影響により本人の問題ではないことを説明し、物的・人的被害も無いから問題ないでしょ・・とも言いましたが、やはり検察送致になりました。もっとも、私の意見を全部添付してくれていましたので、検察は本人に一度話しを聞いただけで、あっさり不起訴、それで終了しました。
福島の高校男子生徒の母親殺害事件などがあると、ひきこもりの子どもをもたれているご家族から、
「うちの子は、大丈夫でしょうか」
・・・などと話されることが増えてきます。
「まぁ、あまり、ああいうような事件とは関係づけて考えなくても、いいんじゃないですか」・・とお話しておきます。
あのような不幸な事件では、一つの要因ではなく、いくつかの要因が重なって起きてきます。また、ひきこもりの場合においても、いくつかの状況が重なってきています。
例えば、孤立化です。日常から、ほとんど話をしない、周囲から話しかけてもあまり応じない、と言うことはよくあります。問題となるのは、その逆に、普段はそうであっても、いざ自分自身の方から話をしたい、援助を求めたいと思っても、その相手がいないという孤立化です。
もう一つは、逃げ道の無さです。ひきこもりの場合は、本人も周囲も何らかのストレスを感じながら生活をしていますが、それが高くなりすぎ、追いつめられた形になって、逃げ道が無くなった(あるいは、逃げ道をふさがれた)場合です。
このような状況が続くと、時として、家庭内暴力などの問題が出てくることもありますが、やはり、一つ一つの状況に関して、端的に、何が悪い、何が原因と論じるのは難しいですね。
・・・まぁ、時々、ひきこもりの話もしてみたいかなと。
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