犯罪被害者の実情理解、十分進まず…国民意識調査

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070519i112.htm

 犯罪被害者への周囲の接し方について、国民は「そっとしておいた方がいい」と考えるのに対し、被害者自身は「相談相手が欲しい」と感じる傾向があることが19日、内閣府が発表した国民意識調査の結果で分かった。・・・と言うニュースです。

 犯罪被害者の問題は、精神保健医療の分野に置いても、まだまだ不十分なところです。国民が思っているほど、被害者の人は、相談などに来ていないし、逆に、相談に来て、話をしたからっと言って、簡単に解決できる問題ではありません

 ましてや、裁判は、多くの2次被害を生み出していきます。裁判には、刑事民事があります。刑事は、罪を問うもの、民事は、賠償金などを求めるもの(かな?私も専門ではありませんので、一部の違いはお許し下さい)。

 民事は、被害者vs加害者の構図で、弁護士も両者に立ちますが、刑事は、国(検察)vs加害者で、被害者の直接参加の余地はなく、また、弁護士も、裁判に参加するのは、加害者支援だけです。

 刑事裁判では、極端に言えば、ただただ、被害者は傍聴席で、加害者やその弁護士の言い分を聞かされるだけ。そのストレスもまた、多大なものです。

 犯罪被害者の問題は、単に、相談支援だけの分野では、補えないものだというのは、精神保健医療をしているものとしての実感ですね。

固定リンク | コメント (0)

papamama
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2007/05 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着トラックバック