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 時々、他の医療機関で、自分の子どもがアスペルガー症候群だと告知され、憤慨している親御さんがいるのだけれども、紹介して良いでしょうか・・・と相談を受けることがあります。まぁ、説明不足だったんでしょうけれども、これはお互い様で、もしかしたら、私の説明不足で憤慨されて他の機関に行っておられる方もおられるやも、知れません。

 ところで、告知の前に、幾つかの確認をご両親とすることにしています。

 例えば、「あなたは胃潰瘍ですよ」と話しをしたときに、検査の結果を見れば分かりますが、これに加えて、本人自身も、「胃が痛む」「吐き気がする」「食欲が無い」など、いろいろな自覚症状を持っておられると思います。すると、なる程、この症状は、胃潰瘍だったんだと、理解はできるし、もともと、胃潰瘍と言う言葉もよく聞き慣れた言葉ですね。

 しかし、アスペルガー症候群の場合は、その名前を聞いても、親御さんの中には、初めて聞いたと言うこともあり、その説明も必要とされます。その上に、親御さん自身が、子どもに関して、何らかの所見や症状に気づいている、認識していると言うことが重要になってきます。

 「この子は、他の子よりも、こだわりが強い。」

 「一つの事に集中し出すと、他の事に関心が行かなくなる。」

 「ストレスがかかると、パニックになる、他の兄弟とは少し感じが違う」

 こういった印象を親御さんも持っておられるのか、持っておられないのか、などによっても変わってきます。まずは、本人の特徴、他の子どもとは少し違うような部分を持っていると言うことを認識するところから始めていきます。

 ところで、先日、あるお母さんが、子どもと言い争いになって、「思わず、勢いで告知してしまいました」と言って来られました(おいおい。。。)。 ちょっと、心配しましたが、それはそれで、本人も受け入れてくれたようですが・・・。

→→ある程度の特徴が分かれば、告知前に次のお話です→→

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