アスペルガー症候群の子どもが、学校に通うとき、それ程周囲の支援を得なくても良いこともあれば、様々な支援を求めているとき、あるいは、時々パニックになって、周囲の子どもを巻き込んでしまうこともあります。
そんな時、周囲の子どもに対して、どの様に説明をしたら良いのかと学校の先生も悩まれることもあります。
アスペルガー症候群であるとクラスの皆に話をしている子もいれば、懇談会などで他の親御さんに、自分の子どもがアスペルガー症候群であると話をされている親御さんもいます。ただ、これらの多くは、御家族自身が、クラスの皆、あるいは同級生の親御さんにアスペルガー症候群であることを理解して欲しいという気持ちがあったと言うのがスタートです。
そして、この前提には、学校の先生が、アスペルガー症候群についてきちっと理解を示していると言うことがあります。
時々、御家族はその気ないのに、担任の先生から、親御さんに「皆に、知ってもらった方が良いんじゃ無いでしょうか」と聞いて来られることもあります。時には、「お母さん、皆の前できちっと話をしましょう」「懇談会でお母さん、話をして下さい」と強く言われたり、中には、「道徳教育の一環で」なんて言われた先生もおられました。テレビのドキュメンタリーで、皆の前でアスペルガー症候群の子どもが、同級生の前で自分の障害についての話をするのを見て、「これは必要だ」と思ったと言われた先生もおられました。
そんな、テレビのドキュメンタリーを見て行動するんじゃなくて、日々の話し合いと経験を大切にして、考えてよと言いたいところです。
「皆に、理解をしてもらいましょう」って、「その前に、担任の先生や学校の先生方が、もっとこの子を理解して下さいよ」っと言いたいところですが、
・・・・なかなか、それも言いづらいときもあります。
他の人に話をするのかどうかは、それぞれの本人やご家族が決めることです。
それに、カミングアウトすると言っても、自分からだれこれ無しに話をする訳じゃありません。他の人に、子どもがアスペルガー症候群の子どもであると話しておられる親御さんも、「あえて隠しはしないが、あえて話す必要もない。必要な人に、必要な時に、話をする」という気持ちでやっておられます。
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