アスペルガー症候群の人のお話です。アスペルガー症候群の中でも、特に「受動型」と呼ばれるタイプの子どもは、時に、小学校高学年頃から、
「アスペ・チーム」
を作ることがあります。もちろん、これは、専門書に載っているものではなくて、私たちが勝手に名づけているものです。
自閉症スペクトラム・・と言う言葉から、アスペルガー症候群の子どもは、何となく一人で行動していると思われがちですが、小学校高学年のアスペルガー症候群の子ども(特に、男の子)は、時に、2人から3人、同じメンバーで行動を共にすることがあります。
互いに身体的にはべたべたしたり、時に意味不明な(?)楽しみをしたり、どこに行くにも、一緒に行動しているかに見えて、結構、ドライであったり。そして、よくよく見ると、行動をともにしている子どもも、アスペルガー症候群であったり、アスペルガー症候群っぽかったりします。互いに仲良くしているように見えながらも、自分のマイペースを守り、他人のペースに必要以上に干渉しない、そんな安心感が互いにあるのかもしれません。
個人的には、できるだけ、アスペ・チームは、続く方が良いと思っています。アスペルガー症候群の子どもは、新しい場所や新しい出来事が苦手です。だから、初めての遠足の時も、安心できる友だちがいない子は、1か所にじっと固まっていたり、先生にへばりついていたりします。
けれども、アスペ・チームとなると、好奇心も高まり、初めてのことにも結構頑張ったりしてくれます。新しいことが苦手だからこそ、いろいろな経験ができることが、とても貴重なことです。アスペ・チームは、いろいろな体験をするには、非常に良い働きをしてくれます。(あまり、悪さをしだす場合は、考え物ですが)
アスペ・チームは、第2次性徴期に入り、中学校2年くらいになると、何となく自然解散していくようです。
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