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 アスペルガー症候群の人の中には、画像記憶がとても強い人がたくさんいます。一度見たものを、コピーするかの様にそっくり描ける人もいれば、決して上手ではないのだけれども、とても特徴をとらえて、真似をしようとしても真似ができないような絵を描く子もいます。似顔絵が得意な子もいますが、やはり、画像記憶、と言うか、独特の画像処理ができるのでしょうか。

 立体的に頭の中にイメージを作ることができる子もいます。直接物を見ずに、立体的なデッサンをうまく書く子もいれば、牛乳パックを使って設計図も作らず、線も引かず、はさみで車を組み立ててくれる子もいます。

 こういった、症状とか、能力とか、さほど考えることもなく、「へぇー、すごいなぁ」と言って、聞いています。

 ある時、記憶で、きれいにそっくりな絵を描ける子に、「どうやって、絵を覚えるの?」と行くと、その子は、全体で覚えるのでは無く、部分部分をパーツに分けて覚えていると教えてくれました。でも、この絵って、どうやってパーツに分けるんだろう?

 先日、ある番組を見ていると、プロ棋士・羽生善治元七冠が番組の中で、盤上に並べられた駒を10秒間で覚えるという場面がありました。もちろん、こんなことは、羽生棋士にとっては、いとも簡単なことなのですが、司会者から「どうやって覚えるんですか」と聞かれ、同じように「パーツで分けて覚えます」と言っていました。

 へぇー、パーツか、・・やっぱり、よく分かりません。天才の人の頭の中ってどうなっているんでしょうね。

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