アスペルガー症候群の人の多くは、聴覚過敏が大なり小なりあり、これが日常生活に時に支障を来すことがあると話をしてきました。
しかし、これが時に高い能力を示すこともあります。
アスペルガー症候群の人の中には、『絶対音感』の人もいます。
独学でギターの練習をして、大会で優秀な成績をおさめたり、小中学校時代は、ピアノのコンクールでも、よく賞をもらっていたという人もいます。
音大を目指しているという人もいます。
私のように、音感の悪い人間からすると、うらやましい限りですね。時には、
「さっき、ミの♭(フラット)の音が聞こえたのですが、何ですか」
・・・って聞いてくる人がいて、けれども、私には♯(シャープ)だの、♭(フラット)だの言われても分かりません。
もっとも、『絶対音感』を持っているがために苦労することもあります。その最たるものが、
中学校のクラス別合唱コンクール です。
『絶対音感』がために、ずれた音を聞くのは極めて苦痛なのです。しかし、クラス別合唱コンクールでは、皆が皆、音感が良いとは限りません。時には、はずれた音で歌を歌う生徒もいます。それも、元気な声で。。『絶対音感』のアスペルガー症候群の人にとって、これは不快、許せないこと。
とはいえ、音のずれている生徒に歌わないでとは言えません。
結局は、2人をできるだけ話して参加させたこともあります。
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