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6日午前、東京都板橋区の団地の屋上で、私立高校2年の17歳の女子生徒2人が首をつっているのが見つかった。・・・と言う記事ですが。(どうも、精神科医というのは、こんな暗い事件に目が行ってしまう?精神科だからではなく、私の方がなのかも知れませんが)
自殺:女子高生並んで首つり 1人死亡1人軽傷--東京・高島平の団地
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/archive/news/2007/03/06/20070306dde041040044000c.html (毎日新聞)
何なんでしょうね。この記事そのものへのコメントは、全然本人を見ていないのでわかりませんが。後は、この事件とは直接関係ない、話です・・・。
不登校の高校生を面接していると、さほど原因も明確に無いまま休んでいるという子もいます。お母さんの方が、「いじめがあるわけでもなく、友だちがいないわけでもなく、嫌な出来事があるわけではなく、どうして行かないんでしょうね」と聞いてこられます。
まぁ、しいて言えば、
「行かない理由が無い」以上に、「行く理由が無い」
のでしょうね。あえて、学校に行っても、それ程おもしろいわけでもないし、学校の先生は、「学校では楽しそうにしてますよ」と言っても、それはその場で適当に話を合わせて話したり、笑ったりしているだけで、よくよく見ると、さほど親友でもないし、学校以外でそれ程親しく付き合っていると言うわけでもありません。
嫌な出来事があれば、それをのければ良いのですが、無ければ、すぐには、対応不可能です。
ただ、こういった不登校の子どもの中にも、「行く理由はない」けれども、「急いで高校をやめる理由もない」と言うことでダラダラと付き合っていくと、それなりに少しは密な友だちや先生ができてきた子は、何となく、また登校してきたりします。(要は、学校の中に、居場所ができてくれば、さほど意味もなく学校に来ると言う感じです)
子どもの多くは、さほど行く理由も感じないけれども、休む理由も無いので、学校に行っていると思えば、そうなのかも知れません。
高校生を面接すると、意味もなく「死にたいです」という子は決して少なくありません(特に、女子)。さほど、理由も無いという子もいます。じゃあ、明日にでも、自殺するかというとそう言う積極的な自殺願望ではないので、行動化を早急にすると言う感じでもありません。(ただ、こういうこの中に、発達障害を持っている子どももいますので、その当たりの見立てには注意が必要ですが)
中には、そう言う子の中には、不謹慎ですが、飛行機事故などで人が亡くなったりするのをテレビで見ると、「いいなぁ、楽に死ねて」と言ったり、病気で亡くなっていく子どものドキュメンタリーを見ていると、「代われるものなら、私が代わりに死んであげるのになぁ」なんて言ったりします。消極的自殺願望と家族には、勝手に説明しています。
時には、「一緒に死んで」と頼まれたら、死んであげるのにと言う子も何人かいました。ただ、ネット自殺のように、わざわざ自発的にパートナーを捜すと言う事はしません。
もっとも、自分が死んだら誰か悲しむかという話には、「そりゃ、家族が、通り一遍は悲しむとは思いますが」という一方で、「でも、すぐに、忘れちゃいますよ。私がいなくても、それはそれで、普通通りの生活をしますよ」と言ったりもします。 何となく、自分が存在しているという感覚が、現実の人間関係の中に持てないのでしょうか。