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ADHDの子どもで目立つ症状の一つに、忘れ物の多さがあります。そこで、お母さんに、聞いてみます。
『学校に、忘れ物をしていくことはありませんか』
「いや、特に、忘れ物が多いとは思わないですね」
(へぇ~~、あまり、ADHDっぽくないのかな?)
・・・・・・なんて、信じては行けません。
最近は子どもの数が少ないし、学校の準備は必ずしも本人がしているとは限りません。本人にさせてもグズグズしていると、両親あるいは祖父母の方が、そそくさと、学校の時間割の準備から、ハンカチ、ティッシュの準備、お箸の準備などをすましてくれていることもあります。
ましてや、ADHDの子どもの中には、登校時間が迫っているのに、
ボーーーーーーーゥゥゥゥゥゥゥウーーーーーーーーーーーーーーーーーー
と、したままの子もいて、家族が焦って、服の着せ替えから学校の準備まで全てやってしまっている可能性があります。
だから、子どもの忘れ物を尋ねる場合は、学校への忘れ物ではなく、学校から自宅へ配布物や持ち物をキチッと持って帰っているかどうかを聞かないと行けません。こちらの方は、本人の因子の方が大きく働いています。
お箸を持っていくもののずっと机の中にしまったままにしている。お箸をせっかく持って帰ってきたのに、ランドセルから出さずにまた学校に持っていく。ハンカチやティッシュのストックが机の中にたまっている。
ランドセルの中の教科書やノートの下に、クチャクチャになった無惨な配布プリントがある。講演会のお知らせ、日程を見ると先月終わっている。給食費の支払いのプリントが入っている。提出期限が既に過ぎていて、知らないうちに給食費未払いの「とんでも親」になっている。でも、本人は、意図的でも無ければ、悪気もない。・・・となれば、ADHDを疑う要素の一つになります。
まぁ、たまにプリントを自主的に出すこともありますが、それは数か月ぶりの100点満点用紙、たまには本人を褒めるお母さんですが、ランドセルの奥底に、36点の国語と、28点の算数が眠っているのに、まだ気づいていません。・・・・・こわっ!!!