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2月3日節分の日は、家族で北北西を向きながら黙々と太巻きを丸かぶりしました。とはいえ、私は、大学に入る19歳までを大阪で過ごしましたが、このような習慣は知りませんでした。大阪の船場の商人が、商売繁盛を祈願して始めたとのことですが、我が家はミナミの細々とした小売店だったので、ちょっと違ったのでしょうか?(それ程、商売繁盛もしていなかったし・・・・・)
ところで、前回、ADHD(注意欠陥多動性障害)を伴うアスペルガー症候群の話を書いてみましたが、今回は、そのつづきです。
小学校2年生の男の子、学校から帰って来るや否やランドセルを玄関においたまますぐに遊びに出かけてしまいます。友だちの家から家へと遊ぼう遊ぼうとさまよい歩き、夕食前になってもなかなか帰ってきません。こういった相談を受けると、家庭の中に大きな問題が無ければ、「まぁ、年齢的にこんなもんでしょう」となるかも知れませんし、他の症状を参考にして、「ADHDの可能性がありますね」となるかも知れません。
ところが、アスペルガー症候群の子を見ていると、小学校高学年になると大人しくなったが、低学年の頃は、毎日外に遊びに出ていました・・と言うことも多々あります。
すると、家族の中には、「うちの子は、こうやって外に出て友だちつき合いもたくさんしていたし、どうして(自閉症スペクトラムの一つである)アスペルガー症候群なのか良く分かりません」と言われる方もおられます。
確かに、自閉症ということばのイメージが、余り人付き合いをしないと印象づけたり、中には、友だちとはほとんど遊ばずブロック遊びをしていたという子もいます。一方で、低学年の頃は逆にADHDを思わせるくらいに遊び歩いていたという子も少なくありません。
この中には、多動や衝動性が強いためにじっとしていられなかったという子もいますが、よくよく聞くと、「何をして良いのか分からない空白の時間が苦手だった」という子もいます。アスペルガー症候群の子の中には、具体的な指示が無い中で空白の時間を過ごすことに強い苦痛や不安を訴える子が少なくありません。そういった子は、空白の時間をじっとしていることができなくて、具体的な遊びができる友だちの家をさまよっているのです。あるアスペルガー症候群の子どもは、金曜日になるとソワソワして、同級生に電話を駆け回って、土日の予定が決まると安心していました。何の計画も無い空白の時間を過ごさなければいけないと言うことが、とても不安だったんでしょうね。
ADHDの子が、アスペルガー症候群の症状を伴っているのか、無いのか、なかなか分かりづらいことも多々ありますが、注意深く症状を見るようにしています。