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2009.05.27 23:59 |  診療  |  趣味  |  スポーツ  |  NINA  | 推薦数 : 1

企業秘密ですが…

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「私たち、発達障害と生きてます」
好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。

このblogと連動するサイト児童精神科医NINAの診察室,少しずつ更新中です。
過去記事をテーマ別に振り分けて読みやすくまとめてありますので,
(ようやく5月2日分までの記事をリンクしました!)
最近こちらに来ていただいた方も過去記事はサイトの方から読み返していただくと便利です♪

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企業秘密をバラすようですが,患者さんとの診察のなかで,テレビの話題とスポーツの話題をネタにするのが私は結構好きです。

まだあまり関係ができていない患者さんのプライバシーにずかずかと踏み込まなくても比較的当たり障りのないところで話がしやすい,というのはもちろんだけど,こういう話題から患者さんの日常生活の様子を垣間見ることができるのでとっても便利(笑)。

たとえば番組の内容やスポーツの勝敗を楽しむだけの余裕があるのか,とか,どんな時間帯の番組を誰とどういう環境で観ているのか,といったことがあまり侵襲的にならずに聞けてしまいます。「何時に就寝しますか?」とか「家のなかで誰とどんな話をすることが多いですか?」なんて根掘り葉掘り聞き出さなくても,生活リズムとか家族メンバーとのつきあいかたとかが自然に見えてきやすくて。

そして,おまけですが「医者ってどんなお堅いヤツかと思ったら,あんな深夜番組観てるんだ(苦笑)…」とか「女医だし年齢も離れてると思ったけど,そんなに相撲が好きなのか(嬉)」とか,こちらにぐっと親近感を持っていただくチャンスも転がっています。私が素でテレビ好き&スポーツ好きなので,こういう話題で盛り上がることがまったく苦痛でなくてとてもラッキー♪ 意外な話題が噛み合ったときに患者さんの表情が一瞬パッと明るくなるのを見ると,内心やったね!と思います。


それはさておき,最近ある野球チームの勝敗が患者さんの調子にとても大きく影響しているというケースに立て続けに出会いました。


準ひきこもりのような高校生の患者さんは,ある野球チームが大好き。ここ最近ご家族との関係がちょっと難しくなっているけれど,このチームについて話をするときは家族みんなで自然に盛り上がれているよう。
ただ,負けが続くと患者さんがこのチームの話をしたがらなくなり,どんどん不機嫌になって会話も減るみたいで…。

それから,うつ病の診断で治療中の主婦のかた。やっぱりある野球チームが大好きなのですが,うつ症状のために最近はニュース番組を観るのも億劫なほど。「なんとか世間の情報ぐらい知っておかなくちゃと思ってニュースを観ようとするんですけど,スポーツコーナーであのチームが負けたと聞くと余計に落ち込むから,だんだんテレビ自体を観たくなくなってしまって…」とため息まじりに話されます。


スポーツの勝敗は,患者さん自身や私たち治療者の努力では変化させることができない要因なので,難しいところですね。

でも,たとえば最近調子を上げてきてひとりで気を吐いているバッターとか,先日の試合での外野手の超ファインプレーとか,今年のルーキーの活躍ぶりとか,チームの負けが続くなかでも明るいニュースは日々探せば見つかるもの。

チームの負けというネガティブな部分だけに注目するのではなくて,今のチーム状態のなかでのよいところや明るい兆しにちゃんと目を向けるという作業を患者さんやご家族と一緒にしていくということも,とても治療的に意味があることなのかもしれません。

やがては,患者さんご自身のなかで,不調と言ってもうまくできている部分や元気が保たれている部分に目を向けたり,緊張の続く家族関係のなかでも上手にやりとりのできている部分や患者さんがみせた小さな進歩の芽に気付いたりする,といったことにつながったらいいなぁ…と思ってみたり。


…まぁ,チームが勝って患者さんやご家族と一緒に喜ぶ時間も楽しみたい,というのが本音ですけどね!

なかのひと

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2009.04.29 23:59 |  生活 / くらし  |  趣味  |  スポーツ  |  NINA  | 推薦数 : 1

サプラーイズ! な連休初日。

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(はやく3月分の記事のリンク作業を行いたいと思います…)
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今日から今年のGWが始まりました。

基本的にはお仕事・臨床のことばかりしか書いていないこのblogにはふさわしくない記事になりそうですが,今日は本当に仕事を離れて1日家族と楽しく過ごしました。


早く行ってみたいと思っていた場所にようやく行くことができたと思ったら,まさかその場で遭遇することになるとはまったく予想もしていなかった,嬉しすぎるサプライズもおまけでくっついてきた…という素晴らしい日となりました。


嬉しすぎて,おまけのほうの余韻にもまだ浸っています。


明日・明後日は連休の中日なので,外来予約はビッシリ!
しかもなかなか難しい患者さん揃い。

でも,今日のHAPPYなできごとでエネルギーを補給できたので,なんとかがんばれそう。


そろそろ明日に備えて就寝しようと思います。


みなさんもよいGWをお過ごしくださいね♪


なかのひと

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2009.04.26 22:43 |  診療  |  スポーツ  |  こどもの精神科  |  NINA  | 推薦数 : 1

目標を描くこと。

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ついさっき,フィギュアスケートの浅田真央選手のインタビューをテレビで観たのですが…,

やっぱりすごいひとですね。


「バンクーバーオリンピックで金メダルを獲るのがいちばん近い目標,でもそれがゴールじゃない」と。


18歳という若さで,自分を厳しく律しながらひとつひとつ目標を見つけてそこへ向けて努力し続けること。

それは本当に並大抵のことではないですよね…少なくとも私が18歳の時にはそんなことはできていなかったし,三十路をとっくに過ぎた今でも到底できそうにないのが悲しいところ。


新年度に入ってやりたいことはいろいろあるのですが,なかなか自分自身がそこへ向けて意欲的に動けていない気がするので自分に対してちょっともどかしい思いがあります。

もっと目標を明確に意識すれば,まだまだ勢いつけて頑張れるはずだと思うのですが,なんとなく全体にスローな動きっぷりになってしまっているような気がするのです。

なんだか我ながらとてももったいない。

本当にやりたいことをしっかりとあたまの中で描き出して,具体的にそこへ向かうために何をすればいいのか,まずはじっくり考えてみたいと思います。


なかのひと

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2009.03.20 23:59 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  スポーツ  |  NINA  | 推薦数 : 3

WBCがもたらした疑問。

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先日私の診察室に来てくださったアスペルガー症候群をもつ患者さんが,「TVは面白くないので観ません,だってWBCで日本が負けた翌日はどこのチャンネルもそれしか言わないし」とおっしゃっていました。うーむ…たしかにそのとおりかも。

でも,私はWBCが結構好きなので,試合中継はさすがに無理だけどスポーツニュースあたりはちょこちょこチェックしています。

2次ラウンド1組の一位通過を決めた韓国戦も,その前日にあったキューバとの敗者復活戦も,ニュースのスポーツコーナーで試合のダイジェストや街の声などを知ったわけですが,とても印象に残ったことがありました。


まず,対キューバ戦。

キューバチームを応援していたキューバ人のひとたちは,日本チームに負けたにもかかわらず日本チームを祝福してくれるようなコメントをするのです。
悔しさを露わにしたり,来年のリベンジを誓ったりするような,そんなアグレッシブなコメントは(少なくとも取材に答えてくれたキューバ人たちからは)聞かれなくて,日本チームを褒め称えたり,日本の勝利を祝福してくれるようなことばがとても多かったのです。


そして今日の日韓戦のスタンドには、日本チームを応援してくれているキューバ人らしき観客たちの姿が!

キューバの分もがんばってほしい,ということなのでしょうか。

そのあたりの事情はちょっとよくわからなかったのですが,とにかくキューバのひとたちはキューバチームを倒してしまった日本チームを祝福し,応援してくれているようでした。


もしも日本チームが昨日キューバチームに敗れて逆の立場になっていたとしたら,果たして日本人は(もちろん私も含めてですが)キューバ人のような態度をとることができるだろうか?…


今回のキューバ人たちの言動は「怒らない,妬まない,愚痴を言わない」というまさに三毒追放に則ったものと言えるかも,なんて思ったりもしたのですが,キューバのひとたちの振る舞いを見ている日本人の私もとても気持ちが楽だったし(日本が勝っちゃってごめんね,という心苦しさをあまり感じずにいられた,と言えばいいのでしょうか…),キューバのひとたちもきっとあまりストレスをためずに済んでいるように思えたのです(悔しがったり日本を恨んだりしてみたところで敗戦という結果は覆らないわけですし,だったら「日本チームってすごいな,ここからはキューバの分も応援するよ」って気持ちを切り替えたほうが無駄なマイナスのエネルギーを燃やさなくて済みそうですよね)。


こんな生き方ができたら,きっと精神も健康に過ごせるだろうな…キューバの精神疾患発症率ってひょっとして世界平均よりも低かったりするのかしら?

野球に対する考え方からくるのか,国民性から来るのか,背景もよくわからないけれど,とにかくキューバのひとたちのことがすごく心に残りました。
キューバの教育や福祉や政治にはどんな特色があるのかな…WBCのおかげで,キューバに興味津々になってしまった私です。


なかのひと

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