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「私たち、発達障害と生きてます」 好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。
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児童精神科医NINAの診察室,少しずつ更新中です。
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先日,ある高校の先生から教員研修での講演依頼をいただきました。
じつはそちらの学校へ伺うのは2回目。
前回と同じ先生が窓口となってくださっています。
そういうのって,つながっている感じがあってとても心強いこと。
さて,今回はどんなテーマでいきましょうか? とお尋ねしたところ,こんなお返事が…。
「基本的には,先生が現場の私たちに精神医学に関して知っておいてほしいと思っていらっしゃることを話していただければいいと考えているんですが,ただ…」
…ただ?
「教育に携わる私たちがお願いするのも変な話かもしれないですが,最近“自尊心”の低いこどもたちが増えているように感じているので,そのあたりへどう関わればよいかということを話していただけたら,と…」
なるほど,自尊心…。
とっても嬉しいご注文です。
どんな精神医学的診断がつく患者さんであっても,そして精神医学的診断がつかないこどもたちであっても,自尊心こそが自分を支えてくれるいちばん大切なものだと私は思っているので。
うまくいかないことがあったりつらいことがあったりしたとき,程度の差はあれ誰でも自分の根っこの部分が揺さぶられるもの。
プライドが傷ついたり,気分が落ち込んだり,将来に不安を覚えたり。
それはごくあたりまえのこと。
でも,そのグラグラした状態からまたスクッとまっすぐ立ち上がる力を与えてくれるのは,自尊心だと思うのです。
今,自分はグラついてる。大切なことを見失いそう。ちゃんと立ち直れるかな。
でも,きっと大丈夫。だって,あのときにもうまくトラブルを乗り切ったし,あのときには支えてくれる家族や仲間もいたし,あんなことがあってもちゃんと元気になれたし,あのときなんてとってもうまくいってみんなにも評価してもらったし…。
きっと自分の力で解決できる。
きっとまたみんなも支えてくれる。
きっと元の自分を取り戻せる。
きっと自分ならまたうまくやれる。
そんな,自己効力感とか自己肯定感とか呼べるような感覚や,連帯感や信頼感といった「味方がいる」という感覚が,本来の自分の力を取り戻させてくれる。
こうして書いてみるとイメージしやすいけれど,自尊心というものは過去のうまくいった体験に基づいて身についていくものなんですよね。
じゃあ,どうすれば「うまくいった体験」をひとりひとりのこどもたちに積み上げていってもらえるのか。
どうすれば,今まで「うまくいった体験」をしていない(と少なくとも本人が思っている)こどもたちをサポートできるのか。
そんな話をさせていただけたらいいのかな,なんて考えています。
実際にお伺いするのはまだまだ先の話ですが,いろいろとイメージを膨らましてみたいと思います。