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2009.05.21 23:59 |  診療  |  研究  |  発達障害  |  NINA  | 推薦数 : 1

必要に迫られる。

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「私たち、発達障害と生きてます」
好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。

このblogと連動するサイト児童精神科医NINAの診察室,少しずつ更新中です。
過去記事をテーマ別に振り分けて読みやすくまとめてありますので,
(ようやく5月2日分までの記事をリンクしました!)
最近こちらに来ていただいた方も過去記事はサイトの方から読み返していただくと便利です♪

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この頃,患者さんご本人から「NINA先生に診てほしい」とご指名をいただくことがなんだか多くなってきました。

病院を受診される患者さんがこのblogの私だと知って来ておられるはずはないので(本当に誰にも知らせずにやっているのですよね…ちょっと根暗? でも患者さんにも職場にも迷惑を掛けずに自分が書きたいことを自由に書くためにはこれは仕方のないことだと思っています),どうやって私のことを知ってくださったのかがとても不思議。だって,私自身まだまだ若手のつもりでいますし,少なくとも教授とか院長とか診療部長とかいった地位も築いてないし,地域で名の通っているようなベテラン医師ではないのです。


私を指名してくださる患者さんのほとんどは,思春期以降の自閉症スペクトラムをもつ(または自閉症スペクトラムを疑われたことのある)患者さん。


そして,「どこで私の名前を知ったのですか?」とお尋ねすると,患者さんやそのご家族からのクチコミであったり,他の医師から「発達障害がありそうだからNINA先生のところへ行ってみたら?」と勧められていたりするケースがほとんど。


なんというか,大変にありがたいことなのですが(特に実際に受診してくださった患者さんから次の患者さんを紹介していただけるというのは本当に嬉しいです),とんでもなくプレッシャーがあるのですよね。とりわけ,他の医師から勧めていただいた場合。


なぜなら,私は別に「発達障害の専門医」というわけではないですから。

こどもの精神科の勉強はそれなりに積んできたつもりだし,いちおう自分なりの診療スタイルもできているとは思いますが,殊におとなの発達障害に関してはまだまだ日本全体を見ても十分な支援が提供でき始めているわけでもないし,もちろん私自身にそんなに特別なことができるわけでもないのです。


そこへ他の医師から勧められて期待感いっぱいの患者さんがいらっしゃったら…ものすごい重圧を感じずにはいられません。


これといった業績があるわけでもないのになぜ他の医師からそういう目で見られてしまっているのかもよくわからないままなのですが,来てくださる患者さんがいらっしゃる以上できる限りのサポートはさせていただきたい…そんなふうに必要に迫られて自然に詳しく勉強できてしまうとしたら,私にとってはそれはそれでラッキーなことなのかな(笑)。


とにかくそういうニーズがある以上,今自分にできる範囲での支援をきちんと行っていけるように私自身が準備を整えていきたいと思います。

なかのひと

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コメント

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なんでも最初に始める人は未経験者です。

NINA先生はある程度の知識も経験もおありなのですから、どうぞ思いっきりいい仕事をしてください。
written by Paul Carpenter / 2009.05.22 07:40
もったいないお言葉をありがとうございます!

求められることに対して知識と経験を追っつけていこうとするのが精いっぱいですが,何かしら「受診してよかった」と思っていただけるものを提供できるようにがんばってみたいと思います。
written by NINA / 2009.05.22 22:45
精神科医で9月よりロンドンの公衆衛生大学院(LSHTM)に進学するものです。
大学院準備、世界の精神保健、英語学習などなどブログにしておりますので、お時間がありましたら、ぜひ御立ち寄りください。
http://ameblo.jp/drcityangel/
written by drcityangel / 2009.05.23 09:37
コメントありがとうございます。
留学を控えていらっしゃるとは,羨ましいです。
公衆衛生学に触れると,精神医療をより幅広い目でみることができるようになりそうですね。
またいろいろと教えていただけるのを楽しみにしております。
written by NINA / 2009.05.24 22:39

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