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「私たち、発達障害と生きてます」 好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。
このblogと連動するサイト
児童精神科医NINAの診察室,少しずつ更新中です。
過去記事をテーマ別に振り分けて読みやすくまとめてありますので,
(はやく3月分の記事のリンク作業を行いたいと思います…)
最近こちらに来ていただいた方も過去記事はサイトの方から読み返していただくと便利です♪

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最近,診察室へ来てくださる患者さんや親御さんをみていてよく感じることがあります。
それは,こどもはいくつになっても親から見たらこどもなんだなぁ,ということ。
親から見たこどもは,たとえ成人していようと,きちんと仕事をしていようと,結婚して子育てしていようと,やっぱりこどもであることには変わりないし,日常生活スキルにしても対人関係スキルにしてもいろいろなことが未熟に見えるよう。
親から見たらそんな「まだまだ未熟」なこどもに対してよかれと思ってアドバイスしたり,何とか役に立ちたくて場合によっては手を貸したりするわけですが,こどもの側がそれを望んでいなかったり,こどもの望む範囲を超えて親が介入してしまっていたりすることもあって…,
そうなると,なんだか難しいことになってしまったりするのですよね。
たしかに,親御さんのアドバイスどおりにしたほうがよりうまくことが運んだり,親御さんの手を貸してもらったほうが失敗がなかったりするのかもしれません。
でも,こどもさん(とはいえ大人なわけですが)の自己効力感や自己肯定感にとってはマイナスなことも多いのが難点…こどもさんからしたら,自分の力でやれたという気持ちにはなりにくいし,自分のやりかたではダメだったんだという思いにも陥りやすい…こんなことが繰り返されると,こどもさん(という立場の大人)が本来持っていたはずの力すら発揮されにくくなってしまいそう。
親御さんに対して,アドバイスや手助けをいい意味で軽く聞き流せたり感謝しつつ上手に断れたりする力のあるこどもさんであればそこまで追い詰められることもないのでしょうが,きっとそんなこどもさんなら精神科医の元へ訪れることもなく適度に距離を保った親子関係を築けているのかもしれませんね。
親のほうも,こどものほうも,お互いの上手な距離の取りかたが必要,ということでしょうか。
そんな曖昧なことを言っても診察室では通用しないと思うので,せっかくお会いすることのできた患者さんや親御さんに対しては,それぞれのご家族にきちんと即したかたちで助言や介入をさせていただけたらいいなぁ…と思っています。