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「私たち、発達障害と生きてます」 好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。
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昨日の記事に書いたとおり,今日はなかなか難しい患者さんにお会いすることの多かった1日でした。
なかには,症状をもつこどもの患者さんご本人と,その症状についてのとらえかたや本人との関わりかたが異なる複数のおとながひとつの診察室内に集結する,というとっても緊迫した時間も…。
本来こういう診察は決してキライじゃない私。それにある程度のことは前情報で聞いてわかってはいたのですが,やはりいざ全員を目の前にして話し始めるとあたまのなかはいっぱいいっぱいに…。
もちろん何人かずつに分けてお会いしてもいいのですが,そうすると誰と誰を同席させるか(そして誰と誰は同席させないか)というこちらの恣意的な判断が患者さんやまわりのおとなの方に伝わってしまうというリスクもあって,じゃあ全員と一度にお会いするほうがよっぽどシンプルかも…と思い直してがんばってみることにしました。
当初心配していたよりはスムーズに話が進んだんじゃないかな,と自分では思っています。
まだまだこの先にはいろいろな困難が待ち受けていそうですが,第1ラウンドは無事終了したので,引き続き気を引き締めてがんばっていこうと思います。
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今日から今年のGWが始まりました。
基本的にはお仕事・臨床のことばかりしか書いていないこのblogにはふさわしくない記事になりそうですが,今日は本当に仕事を離れて1日家族と楽しく過ごしました。
早く行ってみたいと思っていた場所にようやく行くことができたと思ったら,まさかその場で遭遇することになるとはまったく予想もしていなかった,嬉しすぎるサプライズもおまけでくっついてきた…という素晴らしい日となりました。
嬉しすぎて,おまけのほうの余韻にもまだ浸っています。
明日・明後日は連休の中日なので,外来予約はビッシリ!
しかもなかなか難しい患者さん揃い。
でも,今日のHAPPYなできごとでエネルギーを補給できたので,なんとかがんばれそう。
そろそろ明日に備えて就寝しようと思います。
みなさんもよいGWをお過ごしくださいね♪
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何ヵ月も前から私がやりたいと思っていた,仕事上のある計画というか野望(笑)…,
もしかしたら,本当に実現する日が来るかもしれません!
どうやら,職場の上司やもっと上の方々も含めた組織から,今私がやりたいと企んでいることに近いようなことを今後重点的にやっていく必要があるだろう,という話が出ているのだそう。
その方向で話が進めば,私のやりたい気持ちや採算が合わなさそうという現実問題とは無関係に,あたりまえのように始めなければならないプロジェクトということになってきます。
これは予想外に嬉しいこと。
「じゃあ,始めるぞ!」という話になったときになってオタオタしなくて済むように,少しずついろいろな用意を始めていてもいいのかもしれません。
まずはこの野望に関連した論文を1本書かなくちゃ…と思いながらずっと日常の業務に押されて延び延びになってきていましたが,そろそろ本気出して書き上げなくちゃいけないな。
浮かれすぎて計画がおじゃんにならないよう,慎重に,着実に準備を進めようと思います♪
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今日は本当に思い掛けないところから,思い掛けないかたちで患者さんのご紹介を受けました。
お会いしたこともないご高名な先生から「NINA先生のところへ行けばちゃんと診てくれるから」とご紹介いただいたのです。
紹介してくださったD先生は,じつは県外でご活躍の,私よりもずっとベテランの先生。
D先生が診療なさっている地域の大学に進学していた患者さんが,休学して私の診療している地域へ帰省するにあたってD先生から地元の主治医へと転医することを希望されたらしく,「その地域へ帰るのなら,受診先は…」とご指名いただいたよう。
正直なところ,とても恐縮しています。
こちらから一方的にお名前を存じ上げているような有名な先生から私のような若輩者が名前を知っていていただいて,さらにわざわざ患者さんの受診先として指名していただけるなんて…!
もちろん,同時にものすごく大きなプレッシャーも感じるのですけどね。
ご指名いただいたからには,安心して,ある程度期待もしてきてくださるであろう患者さんがご家族をガッカリさせてしまうようなことがないよう,きちんと診療させていただこうと思います。
がんばらなくちゃ!
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ついさっき,フィギュアスケートの浅田真央選手のインタビューをテレビで観たのですが…,
やっぱりすごいひとですね。
「バンクーバーオリンピックで金メダルを獲るのがいちばん近い目標,でもそれがゴールじゃない」と。
18歳という若さで,自分を厳しく律しながらひとつひとつ目標を見つけてそこへ向けて努力し続けること。
それは本当に並大抵のことではないですよね…少なくとも私が18歳の時にはそんなことはできていなかったし,三十路をとっくに過ぎた今でも到底できそうにないのが悲しいところ。
新年度に入ってやりたいことはいろいろあるのですが,なかなか自分自身がそこへ向けて意欲的に動けていない気がするので自分に対してちょっともどかしい思いがあります。
もっと目標を明確に意識すれば,まだまだ勢いつけて頑張れるはずだと思うのですが,なんとなく全体にスローな動きっぷりになってしまっているような気がするのです。
なんだか我ながらとてももったいない。
本当にやりたいことをしっかりとあたまの中で描き出して,具体的にそこへ向かうために何をすればいいのか,まずはじっくり考えてみたいと思います。
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最近,診察室へ来てくださる患者さんや親御さんをみていてよく感じることがあります。
それは,こどもはいくつになっても親から見たらこどもなんだなぁ,ということ。
親から見たこどもは,たとえ成人していようと,きちんと仕事をしていようと,結婚して子育てしていようと,やっぱりこどもであることには変わりないし,日常生活スキルにしても対人関係スキルにしてもいろいろなことが未熟に見えるよう。
親から見たらそんな「まだまだ未熟」なこどもに対してよかれと思ってアドバイスしたり,何とか役に立ちたくて場合によっては手を貸したりするわけですが,こどもの側がそれを望んでいなかったり,こどもの望む範囲を超えて親が介入してしまっていたりすることもあって…,
そうなると,なんだか難しいことになってしまったりするのですよね。
たしかに,親御さんのアドバイスどおりにしたほうがよりうまくことが運んだり,親御さんの手を貸してもらったほうが失敗がなかったりするのかもしれません。
でも,こどもさん(とはいえ大人なわけですが)の自己効力感や自己肯定感にとってはマイナスなことも多いのが難点…こどもさんからしたら,自分の力でやれたという気持ちにはなりにくいし,自分のやりかたではダメだったんだという思いにも陥りやすい…こんなことが繰り返されると,こどもさん(という立場の大人)が本来持っていたはずの力すら発揮されにくくなってしまいそう。
親御さんに対して,アドバイスや手助けをいい意味で軽く聞き流せたり感謝しつつ上手に断れたりする力のあるこどもさんであればそこまで追い詰められることもないのでしょうが,きっとそんなこどもさんなら精神科医の元へ訪れることもなく適度に距離を保った親子関係を築けているのかもしれませんね。
親のほうも,こどものほうも,お互いの上手な距離の取りかたが必要,ということでしょうか。
そんな曖昧なことを言っても診察室では通用しないと思うので,せっかくお会いすることのできた患者さんや親御さんに対しては,それぞれのご家族にきちんと即したかたちで助言や介入をさせていただけたらいいなぁ…と思っています。
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春休みも終わり,新しい学年になってクラス替えや担任の交代があってからの受診は初めてだった,ADHDをもつ小学生のこどもさん。二次障害としての抑うつや,家族関係の難しさや,いろんなことがあってとてもしんどい状況にあった子。
先日も来てくれたのですが,診察室でお会いしてビックリ!
全身から「自信がみなぎっている」といえばいいのか,…とにかく学校はものすごく楽しくて,先生には毎日褒められるし,先生のお手伝いも率先してやるし。家でも宿題を自分から進んでやるようになり,部屋も散らかさなくなってきたし,…とにかくよい変化のオンパレード♪
なにがそんなに変わったの? と何度聞いても,「別に…そりゃクラスは替わったし,担任も替わったけど」と彼。
でも,この「先生が替わった」という部分がやはりとても大きいみたい。
お母さんのお話をお聞きする限りでは,特別支援教育にとっても慣れていらっしゃる先生のよう。というか,特別支援教育を特別じゃなくてごくあたりまえのこととして実践できる先生だと思われます。
進級早々にこの患者さんの魅力やよいところをサッと見極めてすかさずポジティブフィードバックしたり,お母さんに対しては「力を合わせてやっていきましょう」と声を掛けてくださったり。
先生が替わってくださっただけで,こどもさんの自己効力感・自己肯定感はこんなにも高まるものなんだ…というくらい,こどもさんの雰囲気や言動は一変していました。その変化が学校生活だけでなく家庭にまで波及しているのもすごいことですよね。
こどもの可塑性というか柔軟性に驚かされたできごとでした。
できればこの担任の先生と早々にご連絡をとって,こどもさんへのサポートを一緒に考えさせていただけたらいいな,と思っているところです。
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今年度から,これまで別の方が担当してくださっていたグループ療法のスタッフとして新たに参加することになりました。
加わってみて今さらのように気付きましたが,どうやら私,グループ療法がとっても好きみたいなのです。
普通の外来のような個人療法ももちろん好きですが,どうせなら患者さんご自身だけとお話しするよりもご家族も一緒に話してくださったほうが私はやりやすいと感じるし(得られる情報の量が多いから解決の糸口を見つけやすいし,患者さんひとりががんばるのでなくてご家族みんなで工夫したりご家族のお力を借りたりできるのはすごく心強いことです),患者さん同士あるいはご家族同士のグループというのも,みんなで知恵を出し合ったり,自分たちの経験と照らし合わせて「みんな同じようにしんどいんだ,自分たちだけじゃないんだ」と確かめ合えたり,誰かが何かをうまく乗り越えられたときあるいは乗り越えられなかったときには,にその仲間たち同士で讃え合ったり励まし合ったり。
お互いの存在が相手にとって心強い味方になる,そんな魅力がグループ療法にはあると思うのです。
そして,そんな患者さんたちやご家族たちをみながら,私たちスタッフもたくさんの元気を分けていただけるのですが。
そうそう,もちろんいくら参加者同士が互いに元気づけ合うといっても,そういう雰囲気を作ったり,グループがうまくいっていないときに介入したりするのはスタッフの仕事。
ただ物理的にグループ療法の会場を提供するだけでなくて,治療的なグループとして機能するようにほんのちょっと手助けさせていただく必要はあるのかな,と思っています。
当事者同士の相互作用を大切にしていただきたいし,私たちもそれを最も大切にしたい。
グループ療法の場を最も効果的に使っていただくために必要な最小限のお世話だけは漏れのないようきっちりと務めたいな,と思います。
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たぶん,今までも何度かこのblogに登場していただいていると思うのですが,私には「10年後にはこんなふうになっていたいな」と思える先輩精神科医がいます。
ロールモデル的な存在の先生。
もちろん,私がそんなふうに思っていることは,先生はご存じないと思いますが。
研究も臨床も家事・育児もすべてとても楽しそうにやっていらっしゃる,明るいエネルギーにあふれる女性の先生。
こどもたちのために常に最新の情報にアクセスしてそれを取り入れることを厭わない,大ベテランの児童精神科医の先生。
常に後進の指導や新しい知識の普及伝達に労力を注いでくださる,頼れるアニキ的な先生。
そう,私のロールモデルはおひとりではないのですよね(笑)…。
自分の仕事が思うように進まなかったり考えていることが実現できずにいたりしてちょっと心がくすぶりそうなとき,ふと立ち止まって考えます。
…今,自分がやろうとしていることは,10年後にA先生のようになれる方向へ私を向かわせてくれるだろうか?
…B先生だったら,この局面をどんなふうに乗り越えようと考えて,どんな行動を起こすだろうか?
…今のようになる前,C先生はどうやって準備を進めてこられていただろうか?
うまくいかないことを外因のせいにしてちゃいけない,ちゃんと自分で責任を取らなくちゃ。
でも,自分が責任を取るからこそ,自分の力で今の状態をよい方向へ変えていけるはず。
ロールモデルの先生方の目線をときどきお借りしながら,そんな先生方に少しでも近付いていけるように,自分の足元をしっかり踏み固めて進んでいきたいと思います。
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