∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*
「私たち、発達障害と生きてます」 好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。
このblogと連動するサイト
児童精神科医NINAの診察室,少しずつ更新中です。
過去記事をテーマ別に振り分けて読みやすくまとめてありますので,
(はやく3月前半分の記事のリンク作業を行いたいと思います…)
最近こちらに来ていただいた方も過去記事はサイトの方から読み返していただくと便利です♪

いつも読んでいただいてありがとうございます。あなたのクリックで応援よろしくお願いします♪
∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*
年度末を迎えて自分の仕事はますます忙しくなるばかりですが,世の中では春休みシーズン…久しぶりに診察室に顔を出してくれるこどもの患者さんの予約も続々と入っています。
そして,患者さんのきょうだいも同じく春休みだと,普段は本人さんだけが学校を早退したりして親御さんと受診してくださっているところを,きょうだいも一緒に診察室についてきてくださったりす ることも結構多くて…。
私の外来に定期的に通ってきてくれるアスペルガー障害をもつ女の子と一緒に,先日妹さんがついてきてくれました。
私が主治医として担当させていただく前に,すでにほかの病院で診断を受けておられるお姉ちゃん。でも,お母さんはそんなことは全然深刻な問題とは思っておられなくて,本当に上手におお らかに子育てしながら,でも細心の注意でもってお姉ちゃんの自己肯定感が崩れないように見守っていらっしゃっいます。
いつも母子で楽しく日常の様子を話してくださるのをとても微笑ましく聞かせていただくばかりの私…たしかに学校を始め周囲の環境への適応もとてもよい状態で過ごしておられるので今私が 何もすることがないといえばない状態なのですが,果たして本人やお母さんのお役に立てているのかしら? と何度も不安になってきて。
実際にお母さんにそんな疑問をぶつけてみたりもしていますが,「むしろこちらが喋りたいことを勝手に喋ってばかりでごめんなさいね」と明るくおっしゃるお母さん。
そんな母子の話にこれまでときどき登場していた妹さんと私はこの日が初対面でした。
初めて診察室に入ってくださったにもかかわらず,私とも屈託なく自然に話をしてくれる妹さん。
妹さんがふとジュースを買いに出たとき,お母さんがひとこと。
「妹もちょっと変わったとこあるんですよ。あの子もひょっとしてアスペルガーかな,って思ったり。別に今学校でうまくいってないとかがあるわけではないんですけどね」
…そう,お母さんは初めから妹さんを私に見せておきたいという意図をもって連れてきてくださっていたのでした。
もちろんそのお母さんの意図を妹さんは知らないわけですが。
本当にセンスのいいお母さんです。
診断についてはもちろん今日お会いしただけでどうだということは言えないけれど,もしも診断というか特性をもっておられたとしても,学校や社会に上手に適応して本人が苦しんだり困ったりすることなく過ごせていれば,それはただの個性であって病気とは言えないですよね,と改めてお伝えするとにっこり頷かれるお母さん。
今後もし妹さんが何らかの困難に押しつぶされそうになったときには,きっとまたよいタイミングで連れてきてくださるのでしょう…日頃のお母さんのサポートぶりを考えると,いろんな困難をうまく家族で乗り越えて行けるようにも感じましたが。
私もこんなふうに我が子をさりげなく守り支えてやれる母親でありたいな,と思わされたひとときでした。