NINA
More プロフィール

Search

Calendar

<< 2009/03 >>
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31

トップページ

Doctors Blog

ブログの購読

新着コメント

2009.03.20 23:59 |  診療  |  医療制度 / 行政  |  スポーツ  |  NINA  | 推薦数 : 3

WBCがもたらした疑問。

∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*


「私たち、発達障害と生きてます」
好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。

このblogと連動するサイト児童精神科医NINAの診察室,少しずつ更新中です。
過去記事をテーマ別に振り分けて読みやすくまとめてありますので,
(はやく3月前半分の記事のリンク作業を行いたいと思います…)
最近こちらに来ていただいた方も過去記事はサイトの方から読み返していただくと便利です♪

 にほんブログ村 病気ブログ 医療・医者へ
いつも読んでいただいてありがとうございます。あなたのクリックで応援よろしくお願いします♪

∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*


先日私の診察室に来てくださったアスペルガー症候群をもつ患者さんが,「TVは面白くないので観ません,だってWBCで日本が負けた翌日はどこのチャンネルもそれしか言わないし」とおっしゃっていました。うーむ…たしかにそのとおりかも。

でも,私はWBCが結構好きなので,試合中継はさすがに無理だけどスポーツニュースあたりはちょこちょこチェックしています。

2次ラウンド1組の一位通過を決めた韓国戦も,その前日にあったキューバとの敗者復活戦も,ニュースのスポーツコーナーで試合のダイジェストや街の声などを知ったわけですが,とても印象に残ったことがありました。


まず,対キューバ戦。

キューバチームを応援していたキューバ人のひとたちは,日本チームに負けたにもかかわらず日本チームを祝福してくれるようなコメントをするのです。
悔しさを露わにしたり,来年のリベンジを誓ったりするような,そんなアグレッシブなコメントは(少なくとも取材に答えてくれたキューバ人たちからは)聞かれなくて,日本チームを褒め称えたり,日本の勝利を祝福してくれるようなことばがとても多かったのです。


そして今日の日韓戦のスタンドには、日本チームを応援してくれているキューバ人らしき観客たちの姿が!

キューバの分もがんばってほしい,ということなのでしょうか。

そのあたりの事情はちょっとよくわからなかったのですが,とにかくキューバのひとたちはキューバチームを倒してしまった日本チームを祝福し,応援してくれているようでした。


もしも日本チームが昨日キューバチームに敗れて逆の立場になっていたとしたら,果たして日本人は(もちろん私も含めてですが)キューバ人のような態度をとることができるだろうか?…


今回のキューバ人たちの言動は「怒らない,妬まない,愚痴を言わない」というまさに三毒追放に則ったものと言えるかも,なんて思ったりもしたのですが,キューバのひとたちの振る舞いを見ている日本人の私もとても気持ちが楽だったし(日本が勝っちゃってごめんね,という心苦しさをあまり感じずにいられた,と言えばいいのでしょうか…),キューバのひとたちもきっとあまりストレスをためずに済んでいるように思えたのです(悔しがったり日本を恨んだりしてみたところで敗戦という結果は覆らないわけですし,だったら「日本チームってすごいな,ここからはキューバの分も応援するよ」って気持ちを切り替えたほうが無駄なマイナスのエネルギーを燃やさなくて済みそうですよね)。


こんな生き方ができたら,きっと精神も健康に過ごせるだろうな…キューバの精神疾患発症率ってひょっとして世界平均よりも低かったりするのかしら?

野球に対する考え方からくるのか,国民性から来るのか,背景もよくわからないけれど,とにかくキューバのひとたちのことがすごく心に残りました。
キューバの教育や福祉や政治にはどんな特色があるのかな…WBCのおかげで,キューバに興味津々になってしまった私です。


なかのひと

固定リンク | コメント (4) | トラックバック (0)