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「私たち、発達障害と生きてます」 好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。
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先日,地域の保健師さんとお話をする機会がありました。
そのとき質問されたこと。
「この頃,『自分はアスペルガー症候群じゃないか?』などと自ら発達障害を疑って,診断を受けたいと思っているひとが相談に訪れることが増えてきたけど,どんな病院をお勧めしたらいいの?」と。
これって,もしも今インターネットで発達障害の情報を集めたり診断確定のための受診先を検討したりしているかたがいらっしゃったらとても気になるところなんじゃないかな? と思ったので,記事にしておきます。
基本的には,大きい病院へ行ってみられることをお勧めします。
大学病院とか,地域の拠点病院となるようなところ。
そういう大きな病院では,レジデントなど若い精神科医の研修にも力を入れているし人事の入れ替わりも割と多いはず…ということは,医師たちのあたまのなかには常に新しい情報や知識が入ってきて(新しいひとはその職場に新しい知識をもたらしますし,研修医を指導する先生方は教えるために自分自身が新しい情報を積極的に得ようとしているものです),つまり発達障害に関する知識も持っている精神科医に出会える確率が高いと予想されます。
まだまだ(特に成人については)発達障害に関して十分な知識と経験のある精神科医は少ないのが悲しい現状…だからこそ,せっかく発達障害の確定診断をしてほしくて受診しても「発達障害? そんな診断とかどうでもいい,あなたはうつ病ですよ」なんて言われて終わってしまうことを避けるためにも,病院や医師は選んで受診したほうがよいと思います。
かくいう私自身だって,成人に関して経験豊富かと問われると,正直なところ「まだまだ未熟」だと答えざるを得ません。
でも,少なくとも「発達障害の診断をしてほしい」という患者さんが来てくださったら,どんな問診をすればいいか,認知機能検査のどういう所見に注意すればいいか,そして結果をどんなふうにお伝えしてどういう支援を始めていくか,というあたりまではイメージできるつもりでいます。
私がそういうイメージを持てているのは,特別勉強熱心だからとかいうことではなくて,ただただ日頃こどもの診療をしているおかげだったりするのですけど…。
こどもたちと診察室で関わらせていただく以上,「発達障害なんて知りません」という状態はまず許されない,あり得ないことですから。
身近な精神科医で,成人の診療に関しては私が足元にも及ばないような(でも成人患者さんしか診療していない)ベテランの先生方のなかには,「僕は発達障害は専門外なので」と患者さんにズバッとおっしゃったり,そもそも発達障害という診断をすること自体があたまになかったり,という先生方がたくさんいらっしゃいます。ときには「あー,きっとアスペルガーでしょうね」などと診断を告げておきながら,いざアスペルガーの特性について患者さんが質問すると「そんなもん,本を読んで自分で勉強しなさい!」とおっしゃった精神科医もいる,という話を聞いたことがあります。
地域の先生方のことを悪く言っているようで気が進まない部分もありますが,少なくとも私が住む地域の現状はこういう印象です…だから,診断を求めて受診することを検討していらっしゃるかたには,「最初に会う先生がこちらの思いどおりの診療をしてくださるとは限らない」くらいのつもりで,まずはあまり期待せずに受診していただいたほうがいいのかな,と思ったりしています。
「そんなこと言われたら,どこに受診していいかわからなくなるよ…」という場合は,地域の発達障害者支援センターに連絡をして「診断確定を受けたいと考えている」と相談してみてはいかがでしょうか。
発達障害者支援センターには常勤医がいないケースもありますので(いる場合はその医師が診断確定してくださるはずです),きっと相談スタッフのかたがこれまでの経験を生かして,診断確定してくださりそうな先生を教えてくださると思います。
いずれにせよ,せっかく診断を求めていらっしゃるのですから,いいかたちで診断やご自分の特徴について知ることができたらいいですね!
コメント
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そういう広告って規制されてるんでしたっけ?
(以下引用)
今回の改正により、
① 「内科」「外科」は、単独で診療科名として広告することが可能であるとともに、
② 従来、診療科名として認められなかった事項である
(a)身体や臓器の名称
(b)患者の年齢、性別等の特性
(c)診療方法の名称
(d)患者の症状、疾患の名称
についても、令第3条の2第1項ハに規定する事項に限り「内科」「外科」と組み合わせることによって、新しい診療科名として広告することが可能である。
③ その他、令第3条の2第2項ニ(1)に定める診療科名である「精神科」、「アレルギー科」、「リウマチ科」、「小児科」、「皮膚科」、「泌尿器科」、「産婦人科」、「眼科」、「耳鼻いんこう科」、「リハビリテーション科」、「放射線科」、「救急科」、「病理診断科」「臨床検査科」についても、単独の診療科名として広告することが可能である。
また、これらの診療科名と上記②の(a)から(d)までに掲げる事項と組み合わせることによって、新しい診療科名として広告することも可能である。
(ここまで)
となっています。
「糖尿病内科」は認められているけど,「アレルギー性疾患名+アレルギー科」は認められていない,となると,果たして「うつ病精神科」を標榜することが認められるのかどうかは微妙ですね…。
でも,大きな病院の外来担当医一覧などをみると,「専門分野」とか「得意とする分野」なんて項目がHPに載せてあったりするので,専門を広告するのは問題ないのだろうと思います。
今年、小学校1年生になった息子がいる母親です。
小さい頃から言語の発達の遅れで悩んでいましたが、1年生になり、ひらがなが読めない、理解出来ない、靴の右左を教えても教えても直らない。下に4歳の娘がいるのですが、注意しても妹を叩いてしまう。などなど。言語の遅れがなかなか発達しなく、今になって専門家の診察をしようと悩んでいます。地域の大学病院に行ったほうがいいか、都内の病院に行ったらいいか、何処に相談したら良いか悩んでいます。
息子さんのこと,ご心配ですね。
小学校1年生での初診なら別に遅すぎるということもないと思いますよ。
お住まいの地域の状況がよくわからないのですが,首都圏であれば都内に限らず児童精神科専門の機関が(大学病院に限らず)いろいろあるのではないかと思いますので,「児童」とか「発達」とかを看板に掲げている病院や診療所を選ばれるのがよいのではないかな,と思います。私の住む地域には残念ながらそういう機関自体がとても少ないので,せめて情報のアップデートが盛んな大学病院の一般精神科(児童専門ではないですが)がまだマシな状況なのではないかな? と思っているだけです。
いずれにせよ,大切なのは「正確な診断」がつくことよりも息子さんの得意や苦手などの特徴がきちんと把握できて,息子さんが今後自分のよさを活かしながら自信をもって生きていけるようになること…よい先生と出会えるようお祈りしております!
私の住まいは群馬です。いきなり群馬大学病院を受診したらいいのが、都内の病院を見つけて行ったほうがいいのか迷っている所です。今まで専門医の受診を受けないでいました。
以前から発達障害があるのは分かっていましたが、大きくなってくれば出来るようになる。他の子と比べないで、息子は息子と考え、正直、息子に発達障害があるという事実を専門医から告げられることを主人と二人で認めたくなかったのでしょう。
でもこのままでは息子自身が可愛そう、この子を守ってあげられるは私達です。世間は冷たいです。私の実母でさえ息子の事を『やっぱり障害があるの』って差別の目でみます。
やはり受診したら息子が治るのではないと思いますが、このままでは どう育てらたいいか、主人と悩んでいる所です。都内近辺で良い児童専門医さんをご存知でしょうか??良い先生に出会えて息子の今後を相談できればと考えています。
とても申し訳ないのですが,私の住む地域は東京近郊からはずいぶんとかけ離れていて,何人か先生方のお名前は存じ上げていてもその先生の診療環境などがまったくわからないような状況なので,「○○病院を受診してくださいね!」とお答えするのは無責任になってしまいそうです。
それと,もしかしたら息子さんの評価をきちんとしてもらった後に,その機関へ療育などを受けるために継続して通うよう勧められることもあったりするかもしれません。そうすると,あまり遠く離れた医療機関を初診してしまったらあとが大変かも…。
たとえば,群馬県こころの健康センターや群馬県発達障害者支援センターといった公的機関は地域の児童精神科医や発達障害に詳しい医師の情報をいろいろ把握していると思いますので,息子さんの状況を説明して医療機関の受診を検討していることを伝えた上でお勧めの受診先を教えてもらうという方法があります。こういう機関は保健師や心理士による無料相談も受け付けていると思いますので,電話で尋ねるだけでなく実際に息子さんの様子をみてもらってから受診先を教えてもらうこともできるかもしれません。それから,発達障害をもつこどもさんを育てておられる地域のお母さんたちのクチコミを頼るというのもひとつの手だと思います。
まずはいろんな方面から情報を集めて,ある程度狙いを定めて最初の受診先を選んで行ってみて,それからその後のことを考える…というのが私のお勧めです。
あまりにも「ここは合わない!」と感じられたらまた別のところへ行くこともできるわけですから,あまり思い詰めずに受診してみてくださいね! どうかよい先生と出会えますように!
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