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< チェンジメーカー。 | メイン | 痛すぎる自分に反省。 >
2009.02.26 23:59 |  診療  |  こどもの精神科  |  発達障害  |  NINA  | 推薦数 : 2

「どうして働かんとダメなん?」

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何を今さら,って感じですが,毎日あたりまえのように働いている私。

大学を出て仕事に就いたときから,働くのは当然だと思っていました。

仕事を辞めたいと思ったことは一度もなかったし(いつもHAPPYだったとは限らないけれど,いろいろとつらかった時期にも「辞めたい」とは思わなかったです…)。


私の過去をもっと遡ってみると,中学生の時にはすでに将来は働くつもりでいたと思います。

小学校の卒業文集には,「将来の夢は童話作家になること」と書いていました。
えぇ,ただ単に本を読むのが大好きだったんですよね,当時…。

そして,忘れもしない小2のとき。
何の授業だったか,担任の先生に「将来なりたいもの」を紙に書くように言われて,「まだ将来なりたいものなんてわかんないよ」と思って(そのときそう思ったことをものすごくハッキリと覚えています),その紙に「大学生」と書いて出したことがありました。

あとから「あんたバカじゃないの,大学生になるなんてあたりまえ,就きたい仕事のことを書きなさいよ」って先生から怒られたことも覚えています。

(大学って行きたいひとだけが行くところだし,行くのはあたりまえじゃないのに…って内心すごく反発しましたが,いちおう黙っていました。)

まぁ,周りのこどもたちが「野球選手」とか「お花屋さん」とか夢のあることを書いてるなかで淡々と「大学生」なんて書くこどもは,担任の先生から見たらものすごくかわいくなかったでしょうね…。


というわけで,どうやら私の「将来は仕事をする」という意思決定は小2~小6のあいだに行われたようです。


先日も書きましたが,自分が就労するイメージをもてないまま思春期(ときには成人期!)に突入したこども(おとな)たちが私の診察室には結構たくさん来ています。

「親は仕事しろって言うけど,別にしたくないし,しなくていいと思う」

そんな彼らに,私は何を提供することができるのだろう?


「だいたい,どうして働かんとダメなん?」

そんなことを聞かれたら,なんて答えてあげたらいいんだろう?


診察室でできるキャリア教育(しかも,特に発達障害をもつこどもたちを対象に),上手になりたいな,と思っています。

いつかは親から養ってもらえなくなる日が来ることを想像できない彼らに,お金がないと生活できないことをイメージできない彼らに,働くことの必要性や働くことの意味をどうやったらうまく伝えることができるのかな。

そんなテーマが,ここ最近私のあたまの中にとどまっています。

難しい問題ですね。


なかのひと

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小生はいなかの貧乏な母子家庭で母親は病弱で入退院を繰り返し、祖父母やおじおば、近所の人たち(もちろん皆貧乏です)に多大な恩を受けて育ちました。

その母親は小生が小学校低学年のころから「1)病気になっても不況になっても仕事がある、職を失わない技術職に就きなさい 2)うちは貧乏だから高校も大学も絶対国公立にしかやれないから勉強はしっかりしておきなさい」と呪文のように毎日のように言われていました。

当時はけっこう反発しましたが、今は洗脳してくれた(?)母親に感謝しています。

洗脳されやすい性格だっただけかもしれませんが.....
written by Paul Carpenter / 2009.02.27 08:37
> Paul Carpenterさん

私も,両親に洗脳されて育ちましたよ!
「お前は美人じゃないしうちにはお金もないし,誰もチヤホヤしてくれないから自分で稼いで生きていきなさい。もしも結婚してもこどもを産んでもずっと働けるように資格をとりなさい。運動もできないし不器用だし,せめて勉強くらいしなさい」
…今考えるとボロボロに言われていますが,こんなにハッキリと真実を告げてくれるのは親くらいのものですよねぇ(笑)。
今では私も感謝しています。
written by NINA / 2009.02.27 22:49

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