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「私たち、発達障害と生きてます」 好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。
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何を今さら,って感じですが,毎日あたりまえのように働いている私。
大学を出て仕事に就いたときから,働くのは当然だと思っていました。
仕事を辞めたいと思ったことは一度もなかったし(いつもHAPPYだったとは限らないけれど,いろいろとつらかった時期にも「辞めたい」とは思わなかったです…)。
私の過去をもっと遡ってみると,中学生の時にはすでに将来は働くつもりでいたと思います。
小学校の卒業文集には,「将来の夢は童話作家になること」と書いていました。
えぇ,ただ単に本を読むのが大好きだったんですよね,当時…。
そして,忘れもしない小2のとき。
何の授業だったか,担任の先生に「将来なりたいもの」を紙に書くように言われて,「まだ将来なりたいものなんてわかんないよ」と思って(そのときそう思ったことをものすごくハッキリと覚えています),その紙に「大学生」と書いて出したことがありました。
あとから「あんたバカじゃないの,大学生になるなんてあたりまえ,就きたい仕事のことを書きなさいよ」って先生から怒られたことも覚えています。
(大学って行きたいひとだけが行くところだし,行くのはあたりまえじゃないのに…って内心すごく反発しましたが,いちおう黙っていました。)
まぁ,周りのこどもたちが「野球選手」とか「お花屋さん」とか夢のあることを書いてるなかで淡々と「大学生」なんて書くこどもは,担任の先生から見たらものすごくかわいくなかったでしょうね…。
というわけで,どうやら私の「将来は仕事をする」という意思決定は小2~小6のあいだに行われたようです。
先日も書きましたが,
自分が就労するイメージをもてないまま思春期(ときには成人期!)に突入したこども(おとな)たちが私の診察室には結構たくさん来ています。
「親は仕事しろって言うけど,別にしたくないし,しなくていいと思う」
そんな彼らに,私は何を提供することができるのだろう?
「だいたい,どうして働かんとダメなん?」
そんなことを聞かれたら,なんて答えてあげたらいいんだろう?
診察室でできるキャリア教育(しかも,特に発達障害をもつこどもたちを対象に),上手になりたいな,と思っています。
いつかは親から養ってもらえなくなる日が来ることを想像できない彼らに,お金がないと生活できないことをイメージできない彼らに,働くことの必要性や働くことの意味をどうやったらうまく伝えることができるのかな。
そんなテーマが,ここ最近私のあたまの中にとどまっています。
難しい問題ですね。