∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*
「私たち、発達障害と生きてます」 好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。
このblogと連動するサイト
児童精神科医NINAの診察室,少しずつ更新中です。
過去記事をテーマ別に振り分けて読みやすくまとめてありますので,
(まだ2月分の記事は整理できていないのですが…) 最近こちらに来ていただいた方も過去記事はサイトの方から読み返していただくと便利です♪

いつも読んでいただいてありがとうございます。あなたのクリックで応援よろしくお願いします♪
∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*∮゚:+。.*
ちょっと前のことですが,知り合いのベテラン小児科医の先生からご連絡をいただきました。
「うちの病院の若い先生が治療に難渋している入院ケースがあって,精神科医に相談してみたいって言ってるんだけど,聞いてやってくれる?」とのこと。
そういうことなら喜んで♪,とその若い先生とお電話でお話しさせていただきました。
その若い女医さんが診ておられるのは,若年性の神経性無食欲症の患者さん。なんと小学校低学年!
るい痩の程度は(精神科医の目から見れば)ビックリするほど重度というところまではいっていないようですが,とにかく病院食も家族からの差し入れもまったく食べない状態。
糖分を豊富に含む補液にビタミン類も添加して,脱水と低栄養の改善を目指しているところだといいます。
患者さんは1日のほとんどを臥床して過ごし,主治医の先生や看護スタッフとはほとんど会話もしないそう。
ご家族の面会のときには「頭が痛い」「背中が痛い」といろいろ訴えて,ご家族は翻弄されているご様子…。
で,その先生曰く,
「じつは神経性無食欲症の患者さんを入院で診るのは初めてなんです。私はどんなふうに患者さんに関わってあげたらいいのか,そのあたりのことがよくわからなくて…」
…なるほど。
先生がいちばん悩んでいらっしゃったのは,患者さんへの関わりかたの部分だったんですね。
おそらくある程度経験を積んだ精神科医なら,たとえば本人への行動療法や家族・本人への心理教育など,食べられなくなっている本人のつらさに共感して「あなたが神経性無食欲症という病気と闘うお手伝いをさせていただきますよ!」という姿勢をみせつつも,現在の「食べない」という行動・「体重減少」というできごとに対しては毅然とした態度で(治療構造という枠を設定して)対応する,という方法が何となくイメージできるはず。
でも,おそらく小児科の先生方は患者さんに寄り添うことがしっかり身についているから「つらさに共感」の部分は普段どおり簡単に実行できても,治療の枠を揺るがさないとか毅然とした対応をするとか,一見してつらさへの共感の対極にあるような厳しい態度をとることには慣れていらっしゃらないのかもしれません。
もしもその先生と同じ病院に私が勤めているならその患者さんを一緒に診察させていただくこともできたかもしれないけれど,別の医療機関にいるのでさすがに併診というわけにもいかず,お電話でお伝えできそうなことをお話したうえで精神科医に常時対応してもらえるような環境への転医をお勧めしたのでした。
でも,果たして精神科医のほうが小学校低学年の入院を快く受け容れるかどうか…。
児童精神科領域については,小児科と精神科それぞれのアプローチの強みを生かしながらそれぞれの苦手部分を補い合って共同で診療にあたると「1+1」が「2」よりもずっと大きなパワーを生み出せるようなことがたくさんあるように思います。私自身も,こどもさんの精神科的診療を行いながら身体面にはどのようにアプローチしたらよいか知り合いの小児科医に助言を仰ぐこともありますし。
そんな「それぞれの強みを活かすために」というところが,私が
小児科医と精神科医でネットワークを作りたいと思ったひとつのきっかけでもあります。
本当は総合病院の中に精神科医と小児科の共同で児童精神科病棟がもてたりしたらいちばんいいのですけどね…残念ながらうちの地域では当面は実現しそうにない話です。
病棟は無理でも,せめていつか
クリニックは共同で診療したいな,という思いはますます強くなるばかりです。
コメント
コメントはまだありません。
コメントを書く