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「私たち、発達障害と生きてます」 好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。
このblogと連動するサイト
児童精神科医NINAの診察室,少しずつ更新中です。
過去記事をテーマ別に振り分けて読みやすくまとめてありますので,
(といっても,未振り分け記事が2週間分くらいたまってます…すみません!)
最近こちらに来ていただいた方も過去記事はサイトの方から読み返していただくと便利です♪

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この頃,児童精神科医としてほんの少しずつ地域で認知していただいてきているように思います。
病院や学校などの機関同士のやりとりだけでなく,私信としてコミュニケーションを取れる医師,心理職,教員などの専門職のかたがたが増えてきているのです。
これはとても嬉しいこと。
特定の対象者についての形式に則ったやりとり(たとえば紹介状とか…)よりも,プライベートでのコミュニケーションのほうがずっと内容が豊富だし深まるし,得られるものも大きいし。
そんななかで,ときどきあるのが
「○○病院のA先生は発達障害についてこういう意見だったけど,私はこんな風に考えてる。NINA先生はどう思う?」
といったディスカッション。
この疑問を投げかけてくださったB先生は,A先生と議論したときにご自分の意見と違っていたことがとても気になり,ご自分のやっていらっしゃったことに不安を覚えたのだそうです。
職種の違いからくることもあるかもしれないけれど,発達障害に対するとらえかたや支援の方法について,専門家同士で意見が分かれることはしばしばあるように思います。
特に,告知をめぐって。
積極的に診断をつけるべきだ,という意見と,告知には慎重になるべきだ,という意見。
困ったことに,私にはどちらの意見もとても納得できてしまうのです。
積極派の先生は診断がつくことで得られるメリット(必要な支援が得られる)を意識してそう主張していらっしゃるし,慎重派の先生は診断がつくことのデメリット(偏見やいじめの対象になる,本人や親御さんへのショック)を意識していらっしゃるし。
診断をつけないままそのこどもさんのためになる支援を行えるのなら診断なんかわざわざつける必要はないと思うし,診断をつけることでこどもさんの今の状態が把握しやすくなって今後の見通しもスムーズに立てやすくなるのならつけたらいいと思うし。
どちらが正しい,どちらが間違っている,という話ではないんですよね。
でも,地域のなかでチームとして支援に携わっていくなら,どこかで足並みを揃えないといけない…。
みんなの同意が得られる支援のマニュアル的なものがあればよいと思ってみる反面,結局こどもさんひとりひとりの状態や個性に合わせた対応が必要なんだよね,とも思ってみたり。
本当に難しい問題です。
またじっくり考えてみたいと思います。