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私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。
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私の友人が今,とっても「狭き門」に挑もうとしています。
なんと,倍率30倍の難関!
30倍ということは,あたりまえだけど,30人が受験しても1人しか合格しないということ。
私自身がそんな厳しい試練に立ち向かったことがこれまであったかしら? と考えてみると,…ないですね(苦笑)。
最初にその試練に挑戦すると彼女から聞いたとき,とにかくそこへ挑戦すること自体がすごいことだと思うし,せっかくのチャンスなんだから貪欲にチャレンジしてほしいな,と思って率直にそう伝えました。
なにしろ,
ノーリスク ハイリターン。
万が一ダメだったとしてもそれで何かを失うわけではないんだし,やってみたらいいじゃん,って。
「まぁ,無理だと思うけどね。やるだけやってみる」
とちょっと笑いながら答えてくれた彼女。
なんと先日,第1関門を突破しました!!
やったね! おめでとう☆
これで倍率は5倍になったそうです…。
それでもまだまだ「狭き門」。
とっても厳しい世界なんですね。
あとは,彼女のこれまでの経験(受験者のなかではちょっと異色なはず)や彼女のキャラクター(個人的には,もう偽りなく「イチオシ」なのです…)が,相手のココロにうまく響くことを祈るばかり。
本当に,うまくいくといいね。
最終試験では,自分らしさを発揮してきてくれたらいいな,と思っています。
こんな大事なときになんの役にも立てない自分がもどかしいけれど,彼女ならきっと大丈夫。
私も影ながら,心の底から応援だけはしっかりさせてもらうつもりです。
どうか彼女の長年の夢がここで大きな実を結びますように♪
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最近の自分の臨床を振り返って,気付いたこと。
キャリア教育とか学習支援とか,特に広汎性発達障害をもつこどもたちが診察室に来てくれたらこんなことをしよう,こんな情報を提供しよう,という部分に意識が向きすぎていたせいだと思うのですが…,
患者さんやご家族が
気が進まないけど勇気を出して受診してくださったという部分をきちんと大事にできていなかったな,と思えるケースがいくつか思い当たるのです。
すっごく反省…。
どんなに具体的な支援の部分,各論の部分に詳しくなったとしても,こどもさんやご家族から信頼していただいて,安心して「このひとにはまた会ってみてもいいな」「このひとのアドバイス,ちょっと聞いてみよう」って思っていただけるような関係性をまず作らないことには,せっかくの具体的支援もちっとも有効に活かせない。
そんなあたりまえのことがあたまから吹っ飛んでいた瞬間がきっとたくさんあったんだ…と,はたと気付いたのでした。
もう絶対に,一瞬たりとも忘れてはいけないこと。
支援の仕方をいろいろ身につけることももちろん大切だけど,もっと大切なことがある。
私ひとりが慌てて焦って急いで,こどもたち本人やご家族を置き去りにして「支援は,支援は!」って先走って空回りしても仕方がない。
こどもさんやご家族と一緒に,同じ方向を向いて,歩みを揃えて進んでいけるように。
「頭でっかちでひとりよがりな専門家」になってしまわないように。
こうして文字に残して,ここでしっかり噛みしめておこうと思います。
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何を今さら,って感じですが,毎日あたりまえのように働いている私。
大学を出て仕事に就いたときから,働くのは当然だと思っていました。
仕事を辞めたいと思ったことは一度もなかったし(いつもHAPPYだったとは限らないけれど,いろいろとつらかった時期にも「辞めたい」とは思わなかったです…)。
私の過去をもっと遡ってみると,中学生の時にはすでに将来は働くつもりでいたと思います。
小学校の卒業文集には,「将来の夢は童話作家になること」と書いていました。
えぇ,ただ単に本を読むのが大好きだったんですよね,当時…。
そして,忘れもしない小2のとき。
何の授業だったか,担任の先生に「将来なりたいもの」を紙に書くように言われて,「まだ将来なりたいものなんてわかんないよ」と思って(そのときそう思ったことをものすごくハッキリと覚えています),その紙に「大学生」と書いて出したことがありました。
あとから「あんたバカじゃないの,大学生になるなんてあたりまえ,就きたい仕事のことを書きなさいよ」って先生から怒られたことも覚えています。
(大学って行きたいひとだけが行くところだし,行くのはあたりまえじゃないのに…って内心すごく反発しましたが,いちおう黙っていました。)
まぁ,周りのこどもたちが「野球選手」とか「お花屋さん」とか夢のあることを書いてるなかで淡々と「大学生」なんて書くこどもは,担任の先生から見たらものすごくかわいくなかったでしょうね…。
というわけで,どうやら私の「将来は仕事をする」という意思決定は小2~小6のあいだに行われたようです。
先日も書きましたが,
自分が就労するイメージをもてないまま思春期(ときには成人期!)に突入したこども(おとな)たちが私の診察室には結構たくさん来ています。
「親は仕事しろって言うけど,別にしたくないし,しなくていいと思う」
そんな彼らに,私は何を提供することができるのだろう?
「だいたい,どうして働かんとダメなん?」
そんなことを聞かれたら,なんて答えてあげたらいいんだろう?
診察室でできるキャリア教育(しかも,特に発達障害をもつこどもたちを対象に),上手になりたいな,と思っています。
いつかは親から養ってもらえなくなる日が来ることを想像できない彼らに,お金がないと生活できないことをイメージできない彼らに,働くことの必要性や働くことの意味をどうやったらうまく伝えることができるのかな。
そんなテーマが,ここ最近私のあたまの中にとどまっています。
難しい問題ですね。
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ちょっと前のことですが,職場の同僚がお酒の席で夢を語ってくれたことがありました。
個人事務所を設立して,患者さんたちのあらゆる困りごとにきめ細かく柔軟に的確に応えていきたい,と…。
ことばで書くと簡単そうだけど,それは本当に大変なこと。
たくさんの知識や情報,豊富な人脈,そして行動力やフットワークをもって,それらを常に駆使しないといけない,そんなハードワークになりそう。
しかも,事務所を設立するだなんて…いったいどうすればいいのやら,私にはさっぱり見当もつかないような話です。
でも,彼女はとうとう会社を興しました。
今の職場での熱い仕事っぷりそのままに,こつこつとひたむきに準備を重ねて,ついに自分の夢を実現させたのです。
彼女の生き方は本当にカッコイイと思います。
一緒に働けなくなるのはとても残念だけど,これからも引き続きものすごく応援させてもらいたいな,と思っています。
私の患者さんのことでもバンバン相談させてもらおうかな。
私がとても尊敬している勝間和代さんが,最近「モーニング」という雑誌で
勝間和代の『誰でもできる』日本支配計画という連載を始めておられます。
そのなかに,
「強い思い」と工夫で世の中を動かすことできるという内容の記事がありました。
この記事を読んで,私自身はとても元気をもらえたように思います。
どうか,彼女の「強い思い」と工夫が世の中をぐぐっと動かすような力を発揮できますように。
そして,私自身の
「極秘計画」にも,私なりに「強い思い」を込め,工夫をしながらここまで準備を進めてきたつもり…,
うまく軌道に乗せることができるよう,私もがんばらなくちゃ,と思います!
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年末からずっとこころのなかであたため続けていた
極秘計画がついに一歩前進しそうです。
もしかしたら,来年度から実現するかも! というところまでこぎつけました。
じつは今の病院で,ある「専門外来」を立ち上げようとしています。
でも,私のやりたいことが,他のスタッフの手を大きく煩わすようなことはできれば避けたい…,
というわけで現在,計画の微調整をしているところです。
派手派手しく,鳴り物入りで,大々的に始めたいわけじゃない。
本当に必要としてくださる患者さんが,必要なときにこそっと訪ねてきてくださる…そんなイメージで静かに始められたらいいな。
でも,ひっそり始めるからといって準備がテキトウでいい,なんてことはありえません。
緻密に計画を練り直しながら,本格スタートを目指して動いていきたいと思います!
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ちょっと前のことですが,知り合いのベテラン小児科医の先生からご連絡をいただきました。
「うちの病院の若い先生が治療に難渋している入院ケースがあって,精神科医に相談してみたいって言ってるんだけど,聞いてやってくれる?」とのこと。
そういうことなら喜んで♪,とその若い先生とお電話でお話しさせていただきました。
その若い女医さんが診ておられるのは,若年性の神経性無食欲症の患者さん。なんと小学校低学年!
るい痩の程度は(精神科医の目から見れば)ビックリするほど重度というところまではいっていないようですが,とにかく病院食も家族からの差し入れもまったく食べない状態。
糖分を豊富に含む補液にビタミン類も添加して,脱水と低栄養の改善を目指しているところだといいます。
患者さんは1日のほとんどを臥床して過ごし,主治医の先生や看護スタッフとはほとんど会話もしないそう。
ご家族の面会のときには「頭が痛い」「背中が痛い」といろいろ訴えて,ご家族は翻弄されているご様子…。
で,その先生曰く,
「じつは神経性無食欲症の患者さんを入院で診るのは初めてなんです。私はどんなふうに患者さんに関わってあげたらいいのか,そのあたりのことがよくわからなくて…」
…なるほど。
先生がいちばん悩んでいらっしゃったのは,患者さんへの関わりかたの部分だったんですね。
おそらくある程度経験を積んだ精神科医なら,たとえば本人への行動療法や家族・本人への心理教育など,食べられなくなっている本人のつらさに共感して「あなたが神経性無食欲症という病気と闘うお手伝いをさせていただきますよ!」という姿勢をみせつつも,現在の「食べない」という行動・「体重減少」というできごとに対しては毅然とした態度で(治療構造という枠を設定して)対応する,という方法が何となくイメージできるはず。
でも,おそらく小児科の先生方は患者さんに寄り添うことがしっかり身についているから「つらさに共感」の部分は普段どおり簡単に実行できても,治療の枠を揺るがさないとか毅然とした対応をするとか,一見してつらさへの共感の対極にあるような厳しい態度をとることには慣れていらっしゃらないのかもしれません。
もしもその先生と同じ病院に私が勤めているならその患者さんを一緒に診察させていただくこともできたかもしれないけれど,別の医療機関にいるのでさすがに併診というわけにもいかず,お電話でお伝えできそうなことをお話したうえで精神科医に常時対応してもらえるような環境への転医をお勧めしたのでした。
でも,果たして精神科医のほうが小学校低学年の入院を快く受け容れるかどうか…。
児童精神科領域については,小児科と精神科それぞれのアプローチの強みを生かしながらそれぞれの苦手部分を補い合って共同で診療にあたると「1+1」が「2」よりもずっと大きなパワーを生み出せるようなことがたくさんあるように思います。私自身も,こどもさんの精神科的診療を行いながら身体面にはどのようにアプローチしたらよいか知り合いの小児科医に助言を仰ぐこともありますし。
そんな「それぞれの強みを活かすために」というところが,私が
小児科医と精神科医でネットワークを作りたいと思ったひとつのきっかけでもあります。
本当は総合病院の中に精神科医と小児科の共同で児童精神科病棟がもてたりしたらいちばんいいのですけどね…残念ながらうちの地域では当面は実現しそうにない話です。
病棟は無理でも,せめていつか
クリニックは共同で診療したいな,という思いはますます強くなるばかりです。
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いつか開業したいという思いはずっと持っている私。
でも,自分の技術的にも経験的にも,まだまだだいぶん先のことだと思っていました。
ところが。
いきなり開業話が現実味を帯びるようなできごとが先日起きたのです。
おそらく一緒に開業することになるであろう小児科医(ひとりで開業するのではなくて,
小児科医と共同経営というかたちにしたいと思っているのです…)に,自分の医院を将来継いでほしいと言ってくださる先生が現れたのだそう。
なんというありがたいお話! でも,ありがたすぎてまだきちんと受け止める準備ができていない,というのが正直なところでもあります…。
本当にまだ全くのNO PLANだったのに,まずいきなり開業場所が決まることになるわけですし,それだけでもドキドキします。
どんな場所なんだろう…それに,今は小児科単独のクリニックみたいなので,私の診察室のスペースが取れるかどうかもまだわからないし。
私の開業パートナーがその先生にすでに私のことを話しているかどうかもよくわからないのですが,近いうちにパートナーと時間を合わせてその先生のクリニックへお邪魔してみたいな,と思っています。
自分たちの意思とは別の力がはたらいて,開業計画が前に進み始めたことに驚きながら,まだ現実として受け容れられていない状態です。
まだ当分,海でただぷかぷか浮いているつもりだったのが,潮が突然流れ始めたような気分。
波に飲み込まれて溺れてしまわないように,上手にいい波に乗って流れていけるように…,
まずは自分自身がしっかりと姿勢を立て直したいと思います。
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ちょっと前から思っているのですが,こどものこころの診療に興味のある若手~中堅の精神科医・小児科医などでネットワークづくりをすることはできないかな,と考えています。
こどものこころの診療に関心があって,勉強したいと思っていたりもっと患者さんを診てみたいと思っていたりする若い先生たちはきっといらっしゃるはず。
でも,診療する機会や指導を受ける機会がなかなかなくて,診たくても診られないし,たまに診ようと思っても「このやりかたでいいのかな?」って不安になってしまったり。
これではどんなに興味や意欲があっても,やっぱり思うように診療できるようになりにくいと思うのです。
だから若い先生たちは「こどものこころの診療します」って言えないし,言わないでいるとますます診る機会を逃して,結局こどもの患者さんたちは「こどものこころの診療します」と明言している専門機関の,ベテラン児童精神科医の先生たちのところへ集中してしまう…。
この悪循環を解消するには,児童精神科専門機関以外の先生たちが,こどもの患者さんを診ることができる数少ない機会が訪れたときに「大丈夫,自分で診療できる!」って,責任と自信をもって患者さんをお受けするようになることが必要だと思うのです。
もちろん,大ベテランの先生でないと対応できないような難しいケースだってあるけれど,ある程度の知識と経験があればきちんと診療できるようなタイプのこどもさんたちだってたくさんいるのです。
そんなこどもさんたちを,大ベテランの先生方のお手を煩わせずに,私たち若手できちんと診ていけるようにしたい。
そしてもしそれでも不安になるときや治療方針に迷ったときにも,たとえば若手同士でピアサポート的(?)に「こんなケースを診療し始めたんだけど,○○に悩んでいて…」「それなら,△△という方法があるよ」「私なら□□を利用するかも」とお互いに気軽に相談できたり情報交換できたりする場があれば,ますます診療しやすくなるんじゃないかな。
もちろん,お互いに守秘義務をきちんと守るという約束の下に。
私自身もある程度の経験は積んでくることができたし,それなりに自信もついてきたけれど,それでもまだまだ迷ったり悩んだりすることはたくさんあって。
そんなときでも,ありがたいことに私自身は他機関のベテランの先生にご相談させていただいたり,同じ職場のベテラン心理士さんに力になっていただいたり,…と頼れるリソースも豊富に持っているのです。
今度は私が,若手の先生たちの相談相手になっていく番かな,と思っています。
治療方針に迷っていて,誰かに聞いてみたいけど,誰にも聞けずにいる,なんてことがあったら,その先生もしんどいけれどその患者さんにとってもHAPPYな結果にはならないかもしれません。
若手の医師でもこどものこころの診療をがんばっていこう,お互い迷ったときには支え合おう,それぞれの職場の臨床実践の持ち味をお互いに知っておいて必要なときに気軽に連携できるようにしよう…,
そんなことを呼びかけてみたいな,というところまで考えは進んできました。
先生たち同士も元気になれる,そして患者さんであるこどもたちにとってもきっといろいろなメリットがある…そんなネットワークを構築できたらいいな。
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ずいぶん前のことですが,私の外来を受診していたこどもさんが治療を中断したあと
同じ地域の児童精神科医のところで治療再開していることを知った,と書いたことがありました。
患者さんをすくいあげていただけたのがとても嬉しかったし,地元の先輩にお世話になってばかりで申し訳ない,と思っていたのですが…,
このたび,恩返しする機会を神さまが与えてくださったのかもしれません。
今度は私の診察室に,今その先生が診療していらっしゃるこどもさんのご家族がいらしてくださることになったのです。
微妙に未来形なのは,じつはまだお会いしていないから。
初診予約が入った時点でご家族(私の患者さんになられるかた)が,M先生のところで治療中のこどもさんへの関わりかたに難しさを感じている,といったお話をしてくださったのです。
ご家族のあるメンバーが精神科診療を要するようなしんどさを抱えておられるとき,他のご家族のかたもその治療中のかたのことがご心配でたまらなかったり,自分のせいではないかと罪悪感を感じてしまっていたり,そのかたの症状に生活がかなり左右されてしまっていたり…と,さまざまなしんどさを感じていらっしゃることが多いもの。やっぱり家族という「チーム」は各メンバーがお互いに影響を与え合っているものですよね。
私の診察室のなかでご家族がどんな話をされるのかはまだわからないけれど,M先生の診察室に通っているこどもさんにとっても楽に過ごせるような方向にはたらきかけることができたらいいな,と思っています。そしてきっとそのこどもさんが楽に過ごせるようになることで,私のところへ来てくださるご家族もまた少し過ごしやすくなるはず…。
どんなときも初めての診察はドキドキするものですが,今回もしっかり緊張感と集中力を保ちながら,そして患者さんにはリラックスしていただけるような雰囲気を作れるように心掛けながら,きちんと診させていただきたいと思います。
それにしても,つい先日も
恩返ししたくなるようなできごとがあったばかり。
あちらでも,こちらでも,きちんと恩返しできたらいいなぁ…。
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先日,地域の総合病院でアスペルガー症候群をもつこどもたちを対象にSSTを行っている小児科の先生のところへ見学に行かせていただきました。
日々の臨床だけでもとてもお忙しいはずなのですが,小学生のこどもたちが通いやすいよう,通常の診療時間枠を超えて夕方の遅い時間や週末などにSSTグループを開いていらっしゃるそう。
本当に頭が下がります。
児童精神科以外でこの先生のような活動をしていらっしゃるところは少ないせいか,かなり頻繁に見学者も訪れるみたいで,私が初めてその教室に入れていただいてもこどもたちはまったく動じず。
このメンバーは,私がその場にいるということくらいの変化に対してはあっさりと柔軟に対応できてしまうよう。さすが…。
こどもたちはきちんとSSTでのルールを守りつつ,でも積極的に楽しそうに,さまざまな活動に参加したり発言したりしていました。
とても雰囲気のいい集団SSTで,私もとてもほっこりした気分で見学させていただけたし,私自身の臨床にもすごく参考になるヒントを受け取ることもできました。
主催していらっしゃる小児科の先生の志に賛同する精神科医や心理士さんたちも,それぞれの職場から毎回サブスタッフとして参加しているのだそう。
やっぱり類は友を呼んで,熱意のあるひとのところには熱意のあるひとたちが集まるものなんでしょうね。
精神科医も小児科医も,児童精神科領域に興味のある先生方は探せば意外とたくさんいらっしゃるはず。
そしてきっと,こどもたちとの面接や発達障害に高い関心をもっている心理系・福祉系の方々も案外多くいらっしゃるのでは?
大御所・ベテランクラスでなく,特に若手~中堅の同世代で同じ志をもつ先生たちと自由に質問や意見交換をしたり,お互いの現場で実践している臨床のことを報告しあったりできるような,そんな組織を地域の中に作れたらいいな,なんてこともふと思わされた,貴重な時間でした。
K先生,ありがとうございました♪
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