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「私たち、発達障害と生きてます」 好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。
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児童精神科医NINAの診察室,少しずつ更新中です。
過去記事をテーマ別に振り分けて読みやすくまとめてありますので,
(といっても,未振り分け記事が2週間分くらいたまってます…すみません!)
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昨日の記事で,私の住む地域では都市部以外で得られる発達障害に対する支援がまだまだ少ないという話を書きました。
いや,都市部だってまだまだ不充分ではあるのですが。
こういう状況のなかで私にできることをしていこう! と思うわけですが,通院することのできる患者さんやご家族をただただ自分の診察室の中で待っていてお会いするだけでいいんだろうか,それ以外にできることはないんだろうか,なんて考えてみたりしています。
いくら「郊外の発達障害支援を充実させたい!」と思ってみても,郊外エリアまで私ひとりが何度もひょこひょこ出掛けていくというのは明らかに非現実的。果たしてそれでどれほどお役に立てるのか疑問だし,再々郊外へ出掛けるとして,じゃあ今ある病院での診療業務などはどうするのかという問題もあるし…。
解決方法として,たとえば地域の保健師さんに発達障害支援のエキスパートになっていただいて,発達障害をもつ本人やご家族が困ったときにサポートできる体制を作っていただくとか。保健師さんに専門的な知識をお伝えすることで,保健師さんがが療育そのものや必要時の向精神薬処方を行うことは無理であっても,発達障害に関する専門的な知識を持っていただいて,発達障害の特性に沿ったかたちで本人やご家族の相談に乗っていただく,ということはできるかもしれません。
それから,直接ご家族に対して「家庭でできる発達障害支援」の方法をお伝えするというやりかた。
生育歴や認知・知能検査などを実施して診断がついたケースや,あるいは一度でも受診はしていただけたけどその後の通院は困難という場合には,直接ご家族にご説明しながら家庭でできる支援方法の資料を手渡すこともできるし,あるいは一度も受診しなくても資料だけをネットなどでどこからでもダウンロードできるようにするという方法も可能かもしれません。ネットでダウンロードとなると(1回のみ受診でもそうですが),当事者の方の診断をどう考えるのかという問題も発生するけれど,たとえば発達障害についても簡潔にサイト上で説明しておいて,「うちの子,グレーゾーンには入るかも…」と思われたら資料をダウンロードしていただくということも可能かな。
厳密なことをいえば,ネットのみで配布となると責任の所在が難しいですよね…少なくとも私が匿名で(「児童精神科医NINA」という,どこの馬の骨ともわからない肩書きのみで)そんな資料をネット配信するのは怪しすぎる(笑)。ネットの曖昧な感じを排除するなら,きちんとしたかたちで書籍にまとめるというやりかたもあるかもしれません。
現実的にはたくさん解決すべき問題がありそうですが,でも相談機関などの外部機関のサポートを頼らない,どこの家庭でもできるような支援の方法がもっともっと重要視されたら,支援機関の整備不足の問題は解消できるのかな,とふと思ったのでした。
だって,旧・古川市子育て支援センター(市町村合併で今は大崎市になったようですね)の武川裕子氏も「発達障害児の療育に一番必要なことは,普通の子育ての知恵を,手を変え,品を変えて使っていくことだ」とおっしゃったそうですし(これは
先日ご紹介した本からの受売りです)。私自身もこの考え方には大いに共感しています。
もちろん,一見簡単そうに思えて,この「手を変え,品を変え」の部分でいかにその子の特性にあった工夫をするか,普通の子育ての知恵を発達障害をもつこどもたちにも伝わりやすいかたちに変えていくかかというところが最も難しい部分なわけですが…。
…あ,発達障害をもつこどもたちに対する「子育ての知恵」をわかりやすくまとめた資料を地域の保健師さん経由で必要なご家庭に届くようにして,細かいフォローも保健師さんにお願いする,なんて方法もアリですよね。
どんどん連想は膨らみますが,今日はこのあたりで。
思春期以降の支援についてはまた別枠で考えてみたいと思います。
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