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「私たち、発達障害と生きてます」 好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました。
当事者のみなさんはきっと頷き,共感しながら読めて,たくさん勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ豊富な「活きたヒント」が見つかる1冊です。
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最近,患者さんや親御さんとお話をしていてしばしば感じること。
地域格差。
それもわれらが県内の発達障害支援に関して。
つい先日,
地域の総合病院精神科が次々閉鎖されるという記事を書いたばかりだけど,そもそも発達障害への支援のほうが一般の精神医療サービスよりもずっと整備が遅れているんだし,悲しいけれど都市部と郊外には格差があって当然といえば当然。
むしろ,ようやく都市部から少しずつ発達障害支援のためのサービスが提供され始めた,という段階なんですよね。
お母さんもお父さんもこどもさんの発達の偏りについて理解もされていて,必要な療育やデイケアを利用したいと思っておられて。
でも1時間に1本あるかないかの公共交通機関を乗り継いで片道2時間以上かけて通うようなところでしかそんなサービスは受けられなくて。
本人が自力で通うのは無理そう,ご両親が送迎しようにもほとんどの支援サービスは今のところ公立機関で実施されているので平日しか提供されていない,となると共働きのご両親では送り迎えに付き添うことは無理…。
もちろん,我が子の療育のためなら何をおいても親が送迎するべき,というご意見もあるかもしれません…でも,それぞれのご家庭の事情を伺っていると,私には誰がどうすべきだなんてことはとても言えなくて。親御さんは生活を支えるために一生懸命だし,それと同じくらいこどもさんのことも本気で心配しておられて,だからこそいっぱいいっぱいの状況のなかで仕事の休みをその都度とって私の診察室へ通ってくださっているわけで。
そんな親御さんのことをしっかりねぎらいたいし,私にできるのはほんのちょっとのことかもしれないけれどできる範囲のことを精いっぱい提供したいな,と思いながらお会いしています。
もっともっと,発達障害への支援サービスがどの地域でもあたりまえのものとして提供されるような世の中になることを願いながら,私のできること,やるべきことを毎日きちんと行っていこうと思います。