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「私たち、発達障害と生きてます」 12月の新刊,好評発売中です♪ 発達障害をもつ当事者たちの貴重な体験談が満載!
私も読ませていただきました!
当事者のみなさんはきっと頷きながら共感しながら読めて,たくさんの勇気をもらえると思います。
支援者のみなさんにとっては,日々の支援活動に役立つ,豊富な「活きたヒント」が見つかるはず! の1冊です。
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昨日のニュースなのですが,
公立校教員 過去最多4995人うつ病などで休職(Yahoo! ニュース(毎日新聞))
という記事がとても気になっています。
記事によれば「07年度にうつ病などの精神疾患で休職した公立学校の教員は4995人(前年度比320人増)で過去最多だったことが、文部科学省の調査で分かった。15年連続の増加で、01年度(2503人)の約2倍。病気休職者に占める割合も13年連続で増え、過去最高の61.9%(前年度比0.8ポイント増)に達した」とのこと。
たしかにここ数年,診察室で学校の先生とお会いする機会はものすごく増えているような気がします…気のせいじゃなかったんですね。
さらにこの記事によれば,年齢別では40代(37.5%)と50代以上(35.2%)で7割以上を占めるよう。
そして休職に至った背景は,文科省による分析では,
- 従来の指導方法が通用しなくなり自信を失う
- 保護者との関係が変化し説明を受け止めてもらえず悩む
- 業務の多忙化や複雑化
- 家庭の事情
などで,複数の要因が絡んだケースが目立つのだとか。
…記事を読んでいると,何とも言えない複雑な気持ちになってきます。
登校しづらいことなどに悩むこどもたちと会っていると,学校生活が私たちの頃とは違ってきている(たとえば「ネットいじめ」を気にしなくちゃいけないとか,一緒に撮ったプリクラの枚数や携帯メールの返信の早さが友情の深さを決めるみたいな風潮があるとか)のはすごく感じるし,先生方が学校で毎日見るこどもたちの姿も昔とは違ってきているのだろうということも容易に想像できます。
こどもたちのことを考えると,時代の変化でこどもたちが新たに感じ始めたストレスに学校の先生方に柔軟に対応していただけたら嬉しいなぁ,こどもたちのイマドキの困りごとのニーズを敏感に感じ取っていただけたら嬉しいなぁ,という思いがあるのですが,その一方で,教師生活20-30年のベテランの先生方がこれまで築き上げてきた(そして実際それでうまくいっていた)ご自分なりのやりかたを今さら変更せざるを得ないということがどれほどがっかりさせられることか,そしてどれほど難しいことか,そんなことを考えるとなんだかいたたまれない思いになったりして。
でも,やっぱり変わっていかないといけないんですよね。
先日も学習指導要領が変わって「高校英語の授業は英語で進行する」なんて話が出ていたけれど,そうと決まればどんなベテランの先生でも,どれほど高校英語の授業が(日本語で)上手に進められていた先生でも,英語で進行する授業に切り替えざるを得ない。
それと同じで,生徒指導にせよ保護者対応にせよ,時代の変化が求めてくるものには柔軟に対応していかなくちゃいけない…。
私にできることは,疲れ果てて精神に不調をきたした先生が診察室に来てくださったら,その背景にある,先生を追い詰めた原因に対して十分な理解をもって関わらせていただくこと。
そして,今不調に陥っているとしても,これまでの先生のキャリアに尊敬の念をもって会わせていただくこと。
今までうまくいっていたからこそ,そのやりかたを続けたい思いがあるはずですもんね。
先生が,今までの「順調だった自分」を思い出してしっかり自信を取り戻してくださったら,きっとまた新たなチャレンジを始めてくださるはず。
そう信じながら,先生方の診療させていただきたいな,と思っています。
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