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発達障害のことをわかりやすく説明するパンフレットを自分の外来のために作りたいなぁ,と書いたのは
10日ほど前のことだったでしょうか。
…この作業が,じつはなかなか進みません。
こんな風に説明したいな,というアイデアはどんどん出てくるのですが,本当にこれで十分かな,とか,この表現だとうまく伝わらないケースもあるんじゃないかな,とかいろいろ考えてしまって。
普段の診察ではそれぞれの患者さんに合わせて自分がその場で説明を組み立てるので問題ないのですが,あらかじめいろんな場合を想定して説明を作るという作業は想像以上に難しくて。
そんな過程でこの本を見つけて,さっそく読み始めたりしています。
「子どもに障害をどう説明するか?―すべての先生・お母さん・お父さんのために―」
相川 恵子・仁平 義明 著 ブレーン出版 (2005/05) 患者さん本人への告知というよりも,たとえば担任の先生が患者さんの同級生たちに診断や状態をどんなふうに説明するか,ということがメインに書かれているのですが,告知・説明という難しいテーマにがっちり真剣に向き合った,素晴らしい本だと思います。
そして,この本を読むとさらに考えさせられることが増えて,パンフレット作りのほうはさっぱり進まず(笑)。
パンフレットだけですべてを説明しようとせずに,どの患者さんに対しても共通して伝えたいことだけを載せて,あとは個別に口頭でお話しするスタイルのほうがいいのかなぁ。
そんなことを考えながら,またゆっくり練っていこうと思います。