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2008.07.11 21:36 |  診療  |  仕事 / 職場  |  こどもの精神科  |  NINA  | 推薦数 : 0

児童精神科医になるには…その2。

昨日の続きです。

都心部などの児童精神科専門病院へ研修に行くことにちょっぴり憧れながら、今も地元で一般精神科医として働き続けている私。

これはあくまで私の主観なのですが、児童精神科の研修は自分が将来的に働きたいと思っている土地で受けるのがいいんじゃないかな、と思います。

というのも、発達障害も含めて幅広くこどもの診療を行おうと思ったら、人脈づくりが非常に大切だということに気付いたから。

よっぽどハード面(病棟や療育教室など)・ソフト面(こどものケアに携わる多職種のスタッフなど)が充実していて、自施設でこどもの診療に関することがすべて完結する! という場合を除いて、近隣施設との連携が欠かせません。

いや、自施設がどれだけ充実していたとしても、地域の保育園・幼稚園や学校、教育委員会、保健所などとのつながりはとても大切なはず。

私の地元のように児童精神科医療があまり充実していない地域では、ますます他機関(多機関!)でお互いの得意分野を活かし合ってこどもたちに関わらざるを得ないわけで…、綿密な連携をとっていくには、結局機関同士・施設同士のつながりよりひととひととのつながりが力を発揮するってことも段々実感できてきました。

地方でこどもの心の診療をしていくには、医師ひとりが診療技術を磨くだけでは足りなくて、間を掛けて地域のなかでひととのつながりを作ることも大切…
それは、地元から遠く離れた病院で研修しても得られないこと。
そう考えたら、今この地域で一般精神科医としておとなの診療をしながらどもの診療の経験を積んでいることって案外いい方法なのかも、と思える今日この頃だったりします。
 
…もちろん、この方法にはデメリットだってあるわけですが。
  
まだまだ続きます…。
 
 
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