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英語の特別支援教育。

NINA / 2009.07.04 23:57 / 推薦数 : 0
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「私たち、発達障害と生きてます」
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昨日の記事,タグの打ち間違いで本文がほとんど表示されていませんでしたね…申し訳ありません。


気を取り直して,今日の記事。


最近むくむくと興味が湧いているのは,自閉症スペクトラムをもつこどもさんの英語学習について。


特別支援教育で特に重視されるのは,小学校高学年(だいたい4年生程度なのでしょうか)までの国語と算数の学力をきちんとつけること。そのくらいあれば,おとなになってそれほど困らずに過ごせるということなのだと思います。


ところが,私の診察室を訪れてくれるこどもたちの大半が中学生以上。
大学進学を志して受験勉強中,なんて子も少なくなくて。


それで「英語の勉強の仕方がよくわからない」なんて話になると,私はいったいどんなふうに手をさしのべることができるのでしょう?


英語学習に関する特別な支援については海外の文献を当たるのも難しいし,かといって国内で十分な資料をみることができるわけでもありません

ある意味,とても「隙間的」 な領域の話なのかもしれませんね。


もちろん,こどもさん一人一人の認知特性によって必要な支援も変わってくるのでしょうけど,なんとかこどもさんの困りごとや親御さんのご心配にちゃんと応えられるような準備を整えておきたくて。


もうすこしいろいろな資料をあたってみたいと思います。

なかのひと

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親しき仲にも…。

NINA / 2009.07.03 23:39 / 推薦数 : 0
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昨日のマナーの話とも多少関連するかも知れませんが,診察をしながら「親しき仲にも礼儀あり」という諺を強く意識させられることがときどきあります。

「親しき仲」とは,家族のこと。

もっとズバリ言えば,親と子の間柄。


いえ,親御さんに悪気はまったくないだろうことは私にもよく伝わってくるのです。

が。

いくら親子とはいえ,いくらこどもさんがまだ10代だからとはいえ,「親御さんがそこまで立ち入ってもいいの?」と思わされたり,「いくらなんでもその言葉を言ったら傷つくんじゃない?」と思わされたりすることがあって。

たとえば,明らかにこどもさんは嫌がっているのにこどもさんの袖をめくりあげて自傷の傷跡を私に無理やり見せようとするお母さん。

たとえば,自分なりにコミュニケーションを取ろうとして(その結果)憎まれ口を叩いている(ようにみえる)ひきこもりのこどもさんに対して「そんなこと言うなら働け,もうお前が親を養ってもいい年だ」とたたみかけるお父さん。


親御さんの必死な姿,やるせない思いはすごくよくわかります。

でも,その一生懸命さが結果としてこどもさんをもっと追い込んでしまっているように感じるのです。


うまく言えないけれど,「私はあなたの自傷の痕のこともすごく心配しているんだけど」とか「お前が落ち着くまで待ってやりたいと思っているけれど,いずれはお前が働けるようになってちゃんと自立できたらいいなぁ,って心から応援しているんだよ」とか,親御さんがこどもさんを気遣う思いがまずはうまくこどもさんたちに伝わればいいのにな,と思ってしまう私。

そのあたりの思いを丁寧に伝えることをすっ飛ばして,もちろんそんな親御さんの思いに対するこどもさんの思いを確かめることもしないままに,唐突にアクションを起こす(少なくともこどもさんたちにはそのように映る)から,こどもさんも受け容れられないんですよね,きっと。


こういうときには,親御さんの心配なさっていることを私がしっかり受け止めて,そのうえでその思いをこどもさんにちゃんと届くように伝えるにはどんな工夫をすればよいかを私が親御さんに丁寧にお伝えしなくちゃいけませんよね。


親御さんに「ふむ,それならやってみよう」って思っていただくためには,私自身が親御さんの思いをないがしろにしないように,しっかり尊重しながらご説明するようにしなくては。


親御さんとの関係づくりにも十分に心を砕いて診療をしていきたいな,と改めて思います。

なかのひと

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マナー界のカリスマに学ぶ。

NINA / 2009.07.02 23:58 / 推薦数 : 1
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突然ですが,最近とても気になっている人物がいます。

平林都さん。
言わずと知れた,「接遇のカリスマ」とも言えるマナー講師さんです。
全国の企業やお役所などでの研修にひっぱりだこなのだそう。
(もうwikipediaにも載っていらっしゃるんですね!)

テレビで偶然数回お見かけして以来,ずっとあたまに残っています。


数ヶ月前に「もう一度会いたいひと」になりましょうって言われたことともピーンとあたまのなかでリンクしたんですよね。


接遇の大切さを改めて自分のなかで問い直す機会をいただいた感じです。


精神科臨床をしていると,常に患者さんに合わせて居心地よく過ごしていただくことが必ずしもよいとは言い切れないこともありますが(厳しいことをズバッと言わせていただいたり,すべてをこちらに依存していただくわけにはいかないという状況をきちんとお伝えしなくてはいけなかったり…),それでもこうした「厳しいこと」をよりスマートに患者さんやご家族に気遣いを示しながらお伝えすることはできるでしょうし,職場の同僚との関係性や出張先で出会う方々との関係性にも接遇を活かすこともできるでしょう。


歯を見せて笑うとかお辞儀の角度をどうするかとか言ったことだけじゃなくて(このあたりの上品で感じのよい立ち居振る舞いは私にはとても書けている部分なのでとても反省しています…),相手を気遣って振る舞う,つまり相手の気持ちを考えながら行動したり相手に自分の気遣いがちゃんと伝わるようにすることって,何も接遇やマナーだけの話ではなくて,上手なコミュニケーションのコツそのものでもありますよね。そう考えればますます接遇の大切さが身に染みて感じられます。


とりあえずかたちから取り入れていきたいこともあれば,考え方を変えていくべきこともありましたが,番組を拝見しながら得ることのできた自分のなかでの「気付き」を日々の生活のなかで活用していきたいな,と思いました。

なかのひと

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お母さん,リラックス!

NINA / 2009.07.01 23:52 / 推薦数 : 1
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最近,不登校とかひきこもりを主訴とする患者さんに関わらせていただいて感じること。

…お母さんのキャラクターって,とても影響が大きい気がするのです。
(ここでは「お母さん」としておきますが,家族のなかでこどもさん本人と最も密に関わっている保護者のかた,というイメージで読んでくださいね。)

キャラクターというと語弊があるかもしれないけれど,明るさといえばいいのか,オープンさといえばいいのか…。


お母さんはこどもさんのことが心配でたまらなくて,だからこそわざわざ診察室へ相談に訪れてくださっているわけですが,お母さんだけが通ってくださっている段階にしても,こどもさんをなんとか連れてきてくださるようになった段階にしても,心配でたまらないはずのお母さんから漂うなんともいえない「ちょっと楽観的」な雰囲気。

それを感じたとき,私は「あ,この子はきっと間もなくうまく動き始めるぞ」って勝手に判断してしまいます。


そしてその予測が結構当たるのです。


心配は心配なんだけど,根っこの部分ではこどもの「本来の力」を信じていて,だからこそ深刻になりすぎたり不安になりすぎたりしていないということなのでしょうか。


「今は思うように動けていないうちの子だけど,そうは言ってもあれでなかなかいいところあるのよね」

「たしかに勤めに出ることはできていないけど,家ではおだやかに過ごせているし,きっとあの子なりに充電してるんじゃないかな」


そのままそういうことばにして私に伝えてくださるお母さんもいらっしゃれば,言外にそういう見方をしていらっしゃることが感じ取れるお母さんもいらっしゃいます。


そんな,焦りすぎず余裕をもった感じのお母さんの姿が,きっとこどもさん自身をうまくリラックスさせる作用があるんだろうな,と私は思っています。


だから,もしもこの先,こどもさんのことが心配で心配でたまらなくていっぱいいっぱいになっていらっしゃるお母さんがおひとりで私の診察室を訪ねてくださったら…,

そのときはどうすればまずお母さんにリラックスしていただけるのか,ゆとりをもっていただけるのかを意識しながらお会いしていきたいと思っているところです。

なかのひと

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こどもたちの薬物依存問題。

NINA / 2009.06.30 23:59 / 推薦数 : 1
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先日のこと,覚醒剤や麻薬などへの薬物依存に関する会議に出席しました。

思春期のこどもたちへの蔓延を防ぐためには,という話になったのですが…都会ではもちろんのこと,私が住む地域でもすでに小学校の高学年くらいから啓発などの介入を積極的に行っていかなくてはいけない,という感じのよう。


さすがに日常の臨床ではほとんど意識することのないテーマではありましたが,そんなのんきな考えをもっていてはもうダメなんだということに気付かされました。


はじめは,ほんのちょっとの好奇心がきっかけだったり,学校とか家庭のこととかでムシャクシャしていて「もう何か“悪いこと”にでも手を出してやれ」みたいな出来心だったり,友人や先輩から勧められて思いきって断ることができなかったり…といった小さなことから使い始めてしまうのかもしれない。

でも,一度始めてしまうと意思の力で抜け出すのはとても難しいことなんですよね。

そして,やめられないうちにどんどん取り返しのつかないことになっていく…心身の依存の状態についても,薬物を手に入れるための環境への依存にしても,経済的なことや生活面への影響にしても…。

危険性についてきちんと知らせて,たとえどんなに魅力的に思えても,どれほど好奇心を刺激されたとしても,絶対に手を伸ばしてはいけないということを早い時期からこどもたちに知ってもらうことはやっぱりとても大切なこと。

性教育についても「早い時期から情報を伝えればそれだけ興味がわいて却って逸脱行為が増える危険性がある」と言われたりもするけれど(もちろん性についてはおとなになれば誰もが普通に体験しうるという意味で薬物依存の問題とは異なるけれど),何も知らないうちに自分の身が危険にさらされるようなことになるよりは,どういうことに気をつけなくてはいけないかを早期から知識としてもっておくことはすごく大事なことなんじゃないかと思います。

小学生から知らせなくてはいけない状況だということはある意味ショックだけど,必要ならちゃんと伝えていかなくちゃ。

私自身ももっともっと今よりも知識を身につけておかなくちゃ,と感じています。

なかのひと

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マインドマップ,デビュー。

NINA / 2009.06.29 23:26 / 推薦数 : 1
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昨日講演準備の話を書きましたが。

講演の全体の構成や大枠の流れを決めたり,具体的にどんな細かい内容を盛り込むかといったことを決めたり,これまでは少しずつ原稿を作成しながら同時並行で構成も考えていました。

でも,ふっと「あ~,あの話題のときにあの比喩を入れよう」なんて浮かんだアイデアがちょっと別の部分を書き進めているうちに消えてしまったり,途中まで書いてきて次の展開をどうするつもりだったかを忘れてしまったり,なんてことがよくあって。

…単に私のワーキングメモリの問題なのかもしれませんが。


でも,わざわざあんまり大袈裟に下書きとかするのもちょっとなぁ…と思っていたのです。


そんなとき,先日知り合いの心理士さんがマインドマップという手法を使っていらっしゃることを知って,早速真似させていただくことにしました。
ずっと興味はあったけれど,なかなか実際に使ってみるところまでいっていなかったんです。

マインドマップ,かなり知名度は高いと思うのでご存じのかたも多いと思いますが,関連するキーワードを放射状に連結させながらアイデア出しをしたりメモを取ったり情報を整理したりするような記録方法。

本来は色をたくさん使ったりイラストも入れたりすることで脳を活性化したり発想を豊かにしながら書き進めるもののようなのですが,とりあえず素っ気ないモノクロ簡易版(ごめんなさいっ!)で必要なキーワードを並べたりそれぞれに関連する内容を整理したりするのに使ってみました。

…なるほど,これは案外使いやすいかも!


まだまだ超初心者なので書きながら迷いも生じることがありますが,慣れてきたらこれはとても便利な方法かもしれません。


仕事だけでなく,プライベートや趣味のことにも活かしながら,だんだん使いこなせるようになっていきたいと思います。


なかのひと

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講演準備を始めなきゃ。

NINA / 2009.06.28 23:28 / 推薦数 : 1
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6月も間もなく終わろうとしています。

ふと気付けば,ここでblogを始めさせていただいてからもうすぐ1年。

「できるだけ毎日更新」という方針で続けてきたこの1年。
児童精神科医のひとり(まだまだ駆け出しですが)として,患者さんやご家族にホッとしていただけたり少し元気を出していただけたりするような情報を発信できたらと思っていましたが,意外や意外,自分の臨床に対する姿勢について日々考えてみる機会があったり疑問に感じたことを忘れずに文章に留めておけたりという,自分にとってのメリットがかなり多くあったように感じています。…なんだか申し訳ない話ではあるのですが。

このペースをずっと維持できるかどうかちょっと自信がなくなってきていますが,blog自体はぜひ続けていきたいと考えているところです。


さて,この夏以降,講演の依頼をたくさんいただいています。
もちろんここでは素性を隠したままですので,blogを通しての依頼というのはひとつもありませんけど…。

去年に比べて今年は,発達障害に関する講演を依頼していただく回数がぐっと増えていて,とても嬉しく思っています。

準備に追われるという意味ではちょっとつらくもあるけれど,ひとりでも多くのかたにお伝えしたい,知っていただきたいと日頃から感じていることを,せっかく足を運んでくださるかたにきちんとお伝えできるよう,短い時間のなかにめいっぱい盛り込めたらいいなぁ…と思っているところです。

少しずつ構想を練って準備を進めていきたいな。

当日会場でお会いできる方々との出会いを,今から楽しみにしています♪

なかのひと

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教育との連携。

NINA / 2009.06.27 23:59 / 推薦数 : 1
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昨日久しぶりに更新をサボってしまいましたが。

今日は,ちょっと嬉しいことをひとことだけ書いておきたいと思います。


以前から,自閉症スペクトラムをもつこどもたちの支援に携わりたいと考えている私。

自閉症特性の説明の部分にも力を入れたいし,二次障害としての精神症状には十分なフォローをしたいと思っているし,そして絶対にはずせないと私がいつも考えているのが学習への支援。


でも,学習の支援だけはどうしても自分自身で提供できる自信がないのですよね。


ということは,私が思うような自閉症スペクトラムへの支援をどこかの場で包括的に行っていくためには,教育関係のプロフェッショナルのかたと連携しないといけないということ。


つい最近,そんなことをある心理職のかたにお話しさせていただいていたところ,教育関係の専門家の方々と連携をする機会を今後作っていけそうな気配がいっぱい感じらる話の展開になって,今とてもHAPPYな気持ちになっています。


こどもたちが少しでも自信をもってや自己効力感や自尊心を保っておとなになってくれたら…。


そんな自分の理想をこれからちょっと長いスパンで具体的な目標に落とし込みながら進めていきたいと考えています。

なかのひと

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一期一会の緊張感…。

NINA / 2009.06.25 23:21 / 推薦数 : 2
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(いきなり余談から入りますが,なかのひとの解析データを見ていたら,今日初めて「宮崎ドメイン」からアクセスいただいていることが判明…昨日の記事の関連でしょうか(笑)。こんなblogの記事までチェックしていただいてありがとうございます♪>宮崎県の職員さま。

残念ながら私自身は他県の住民ですが,知事のご活躍はテレビなどで拝見しながらいつもワクワクさせていただいています。

県政をお続けになっても,国政に携わられるようになっても,ぜひ引き続き応援させてくださいませ。)




さて,今日の記事です。

最近,「ひきこもっていたけれど,そろそろ社会復帰したいと思って」と勇気を振り絞って初めて受診してくださる患者さんにお会いすることがなぜか増えています。


初診の予約をいただいた時から,とっても嬉しくなる私。


だって,そんなふうに思って一歩踏み出してくださった患者さんと会えるなんて,本当にすごいこと。

これまでの生活…つらかっただろうけどある意味では慣れ親しんだ生活…を飛び出して「世間の荒波」へ目を向けてみようと思った,そんな意欲のある患者さんに関わらせていただけることはとても幸せです。


きっと,社会復帰しようと決心していらっしゃっていても,内心は不安でいっぱいなはず。

普段一緒に生活している家族以外のひとと会うというのも久しぶりかもしれないし,とても緊張して来てくださるはず。


「がんばってみたいな」というせっかくの意欲の芽を踏みつぶしてしまわないように,「思い切って来てみてよかった」と思っていただけるように…日頃から初診の患者さんにお会いするときに意識することを普段よりももっともっと研ぎ澄ますようにしてお話させていただくようにしています。


不安でいっぱいの患者さんを,たぶん同じくらい不安な気持ちで連れてきてくださるご家族にも,「この病院へ連れてきてよかった」と少しでも安心していただけるように,ということもやはり心掛けています。

「せっかくがんばろうと思って受診したのに,あんな病院に連れて行くなんてひどい!」とご本人からご家族が責められるようなことは間違ってもあってほしくない。もしもそんなことになってしまったら,それは連れてきてくださったご家族の責任ではなくて,ご希望どおりの診療ができなかった私の責任なのですから。


一期一会の真剣勝負。


患者さんがこれまで過ごしてこられたご自宅や自室が中心だった生活に想像を巡らせながら,そのなかから今後につながる何かを見つけ出して引き出していけるように…,そして患者さんの本来の力をこれから少しずつ発揮しやすくなっていただけるように…,

私にできるのはほんの小さな方向づけくらいのことかもしれないけれど,患者さんやご家族にできるだけ苦痛が少ないように,できるだけ丁寧に,そして安心していただける雰囲気を作り出しながら,これからも会わせていただこうと思っています。


なかのひと

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東国原知事の発言に思うこと。

NINA / 2009.06.24 23:47 / 推薦数 : 1
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あんまり診療と関係のない話で恐縮ですが…,

自民党から衆議院選に出馬するよう要請された東国原宮崎県知事のお返事に惚れ惚れしてしまっている私です。


もちろん,自民党(古賀選対委員長)の真の狙いも東国原知事の真意も私には想像することしかできない雲の上のできごとのような遠い話ではありますが,私の個人的で浅はかな目線から見るととっても見事な「二重拘束」に思えて仕方がなくて。


政治的な善悪の判断は私にはできないけれど,診察や面接の咄嗟の場面でこんなふうにキレのいい返答をできたらどんなにいいだろう! なんて考えてしまったのです。


患者さんの悩みを丁寧に,真剣に受け止めるのはもちろんとても大切なこと。

でも,がっしり真正面から受け止めるだけでは,解決への糸口を探すことができないまま患者さんと一緒に悩むことしかできなくなってしまうこともあります。

患者さんやご家族といい関係を築きながらも,患者さんが今抱えている問題に対して新しい風を入れたり,これまでにない切り口で迫ったり,そんなちょっとした「思い掛けないこと」や「発想の転換」を取り入れていくことはとても大切だと私は思っています。

そんな場面で求められる臨機応変さと,今回の東国原知事のお返事には,なんだか共通するものがあるかも…なんて。


残念ながら私は東国原知事のように頭の回転はよくないけれど,自分に取り入れられるものは上手に活かしながら成長していきたいな,と考えさせられたニュースでした。

なかのひと

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